2014年にTVで放送された『ガンダム Gのレコンギスタ』に新作カットを追加し、映像を再編集した劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ』。その第1部である「行け!コア・ファイター」の国内上映が2019年秋に決定しました。あわせて、総監督の富野由悠季さんのコメントも発表されています

G-セルフ

【総監督・富野由悠季さん オフィシャルコメント】

巨大ロボット物というジャンルだからこそ、近未来も明るく楽しい物語にして描けるのではないかと考えて創りました。この映画で地球を見下ろしている夜の部分の電気の光の量は、20世紀はじめのように少なくしてあります。宇宙エレベータについては、宇宙世紀を受け継いだ技術によって、現在考えられている以上の大きな質量のものが運用されています。それらの意味はどういうことなのか、と、子供たちには考えていただきたいと考えて、ベルリアイーダの物語を創ったのです。大人の理屈だけで考えてしまいますと楽しいアニメ映画にはなりませんから、本作は楽しく観ていただきたいのです。その上で、未来的な問題がどこにあるのかに考えを巡らして、その解決策を考えてくださる子供たちを待ちたいのです。

また、現在開催中のイベント“富野由悠季の世界”の福岡会場である福岡市美術館にて、劇場版「行け!コア・ファイター」の国内最速試写会が決定。上映後は富野由悠季さんによるトークイベントや質疑応答も開催されます。

試写会の開催日は8月24日(土)13時、場所は福岡市美術館1階ミュージアムホール。定員は180名。参加は無料ですが、参加には事前申し込みが必要かつ希望者が定員を上回った場合は事前抽選となります。詳細は福岡市美術館の公式サイトにて掲載されています。

さらに、“第41回ぴあフィルムフェスティバル(以下、 PFFと記載)”の招待作品部門でも「行け!コア・ファイター」の特別先行上映が決定。富野由悠季さんが登壇するトークショーも予定されています。“PFF”での上映日やチケットなどの詳細は“PFF”公式サイトおよび作品公式サイトにて追って発表されます。(WebNewtype)

「行け!コア・ファイター」のキービジュアルも初公開