市場調査会社Sensor Towerの調査によると、スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」が、2019年1月の1ヵ月間で、全世界で6,810万ドル(約75億円)の収益を達成したという。
そんな根強い人気を誇るポケモンGOのプレーヤー同士で、トラブルが発生。しらべぇ取材班は関係各所を取材した。
■路上で他のプレーヤーを殴った…
愛知県警によると、21日に豊田市小坂町に住む自称自営業の男(43)を傷害の容疑で緊急逮捕した。容疑は、5月22日に豊田市内の路上で派遣社員の男性(44)の顔を数回殴るなどの暴行を加え、14日間の加療を要する鼻骨骨折などのけがを負わせたもの。
事件当時、二人は豊田市の市民文化会館そばの路上で、ポケモンGOをプレーしていた。現場の市民文化会館周辺には、ゲーム上でポケモンと対戦できる「ジム」というスポットがあり、ここでのプレーを巡ってトラブルになったという。
派遣社員から被害届を受けた県警が、アカウント情報などから容疑者を特定。男は容疑を認めているという。
■国も注意喚起していた
日本での発売前から、世界各国でポケモンGOによるトラブルが多発していたため、内閣府内閣サイバーセキュリティセンターはチラシを作製し、注意喚起を行っていた。チラシの内容は、
(1)個人情報を守ろう (2)偽アプリ、チート注意 (3)お天気アプリは必ず入れよう (4)熱中症を警戒しよう (5)予備の電池を持とう (6)予備の連絡手段を準備しよう (7)危険な場所には立ち入らない (8)会おうという人を警戒しよう (9)歩きスマホはバツですよ
となっている。
■あきれの声相次ぐ
ネット上では、「互いにいい歳してけんかとはあきれる」という声があがっている。
「バトルはゲームの中だけでお願いします。みっともないし、うっとうしいだけだから」
「ゲームをして喧嘩か、幼稚園でよく見かける光景だな」
「みっともないの一言に尽きる」
今回の件の他にも、ポケモンGOのながら運転で歩行者をはねて死亡させる事故も起きている。ゲームのルールとともに、社会の決まりを守ることも大前提なことは言うまでもないだろう。
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