近年、ラ・マシアから逸材流出が続くバルセロナだが、新たにU-16オランダ代表MFシャビシモンズ(16)がクラブを去ることになった。同選手が自身の公式『ツイッター(Xavi Simons)』で明かした。

幼少期からバルセロナの下部組織ラ・マシアに在籍していたシャビシモンズは、その圧倒的なドリブル、攻撃センスと共にブロンドカーリーヘアーという特徴的な見た目もあって、バルセロナの次代を担うタレントとして見なされてきた。

また、日本では2003年に短期間ながら京都パープルサンガ(京都サンガF.C.)に在籍した“レジ”の登録名で知られる、FWレジリオ・シモンズが父親という事情もあり、フットボールファンの間では知られる存在だった。

現在、カデーテAでプレーし、U-16オランダ代表としてもプレーするシャビシモンズに関して、バルセロナは将来のスター候補と見込んでいたが、ここ最近代理人を務めるミーノ・ライオラ氏との交渉が難航していることが伝えられていた。

そして、シャビシモンズは23日午前に自身のツイッターを通じて、バルセロナ退団を伝えた。

「今日は僕にとって複雑な一日だ。誰もお別れを告げるのを好まないものだからね。それが自分の家であり家族のような重要な存在であれば、より難しいものだよ」

「9年前に初めてバルサユニフォームに袖を通したときのことは生涯忘れないよ」

なお、スペイン『RAC1 』が伝えるところによれば、シャビシモンズの新天地はパリ・サンジェルマン(PSG)になるようだ。

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