劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」の公開が2019年秋に決定。ベルリアイーダたちの描かれた第1部キービジュアルが公開された。さらに、原作・脚本・総監督の富野由悠季からのコメントも到着した。

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 『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」は、2014年に放送された『ガンダム Gのレコンギスタ』に新規カットが加わり、全5部の劇場版として再び登場した作品。TVアニメは『ガンダム』シリーズとして、富野監督が『∀ガンダム』以来15年ぶりに手がけている。

 本作について富野監督は「巨大ロボット物というジャンルだからこそ、近未来も明るく楽しい物語にして描けるのではないかと考えて創りました」とコメント。続けて、「この映画で地球を見下ろしている夜の部分の電気の光の量は、20世紀はじめのように少なくしてあります。宇宙エレベータについては、宇宙世紀を受け継いだ技術によって、現在考えられている以上の大きな質量のものが運用されています。それらの意味はどういうことなのか、と、子供たちには考えていただきたいと考えて、ベルリアイーダの物語を創ったのです」と語り、「大人の理屈だけで考えてしまいますと楽しいアニメ映画にはなりませんから、本作は楽しく観ていただきたいのです。その上で、未来的な問題がどこにあるのかに考えを巡らして、その解決策を考えてくださる子供たちを待ちたいのです」とメッセージを寄せた。

 なお本作は、現在開催中の「富野由悠季の世界」の福岡会場である福岡市美術館にて国内最速試写会が開催決定。上映後は、富野監督によるトークイベントや質疑応答が実施される。試写会の申し込みは本日開始。

 また、「第41回ぴあフィルムフェスティバル」の招待作品部門において、特別先行上映されることも決定している。上映日やチケット等の詳細は、PFF公式サイトや作品公式サイトにて追って発表予定。

 劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』「行け!コア・ファイター」は、2019年秋公開。

劇場版『ガンダム Gのレコンギスタ I』キービジュアル(ロゴあり)(C)創通・サンライズ