ファッションブロガーのMBと申します。2016・2017・2018年度の部門大賞/総合大賞を受賞したメルマガ「最も早くオシャレになる方法」などを中心に、誰でもわかる「おしゃれの教科書」的な情報を発信しています。

トレンドは繰り返すものだからこそ、過去のアーカイブである古着を活用するのは賢い手段

今回は賢くファッションアイテムを買うことができる「古着」のお話です。

コスパ最高の「ヴィンテージ古着」を狙うべし!

「古着」と聞くとあまり良いイメージがないかもしれませんが、実は審美眼さえあれば良いものを格安で手に入れられるコスパ最高の買い物方法なんです。

ちなみに、ひとくちに「古着」といっても、世の中には「ブランド古着」と「ヴィンテージ古着」の二種類があります。

「ブランド古着」とは、今お店に並べて売られているようなブランドのアイテムの古着のことで、直近数年で販売さていたものなどを指します。

一方「ヴィンテージ古着」とは、60年代・70年代80年代90年代などの言葉通り「古い服」のことで、アメリカやヨーロッパなどから輸入されたヴィンテージ品を指し、今回取り上げるのはこの「ヴィンテージ古着」の方になります。

「ブランド古着」の場合、皆さんが知っているブランドが多く、また買取金額も高いのでどうしても値段が高くなりがち。しかし「ヴィンテージ古着」は主に開発途上国などからタダ同然の価格で古着を買い付けてくるので値段が格安(古着の価格は主に人件費です)です。「ヴィンテージ古着」には10年以上前のものが多く、広く知れているようなブランドのアイテムもあまりありませんが、驚くような金額で良質アイテムを手にすることができます。

おしゃれ」をしようとする時に大きく立ちはだかる要素のは「お金」です。既存のブランドはどこも値段が高く、さらにトップス・ボトムス・アクセサリー・靴と、とにかく種類が必要なのがファッションの世界。見れば見るほど、知れば知るほど「お金」が必要になってくるものです。

そこで強い味方になってくれるのが「ヴィンテージ古着」。格安価格でそれっぽいアイテムが手に入るので「お金」にストレスを感じている人には特におすすめです。

例えばこちら。見た目はZOZOで売られているようなレザーローファーで、フォルムも細く現代的ですが、実はこちらは古着。1万円ジャストで手に入ります。

「古着」といっても靴の場合は「デッドストック品」も多いもの。デッドストックとはつまり「売れ残り」のことで、古着ではあるものの、ほぼ誰も足を通さなかった物なので状態が綺麗です。質の良い牛革でフォルムも美しいローファー、今ブランドで買えば倍してもおかしくないアイテムが、古着なら格安で手にいれることができます。

最近は90年代リバイバルブームで切り替えのジャージなどが流行っていますが、リバイバルなら90年代の実際の古着を買えばいい。これもまた格安で手にすることができます。デザイナーズブランドなどでありそうなハイセンスな柄や色の組み合わせのこちらも8000円程度で手にすることができます。

トレンドのビッグサイズは、USメイドの古着などであれば簡単に手頃に手に入ります。アメリカサイズの古着は我々アジア人にとってはどれもビッグサイズ。古着は流通する中で何度も洗いをかけられており、生地がくたびれて柔らかくなっているので、大きめサイズでも落ち感があり自然な印象になることが多いんです。

また、柄も90年代チェック柄などには意外と落ち着いたものが多く、大人が着てもサマになるものばかりです。

こんな感じで、既存のブランド品などよりはるかにお得に買い物ができるヴィンテージ古着の世界。ぜひ街の古着屋さんに見に行ってみてください。探す楽しさもあってハマりますよ。ご参考に!(WebNewtype)

上質な本革ローファーが破格の1万円で手に入れられるのがヴィンテージ古着の魅力です