日本を記録して未来の子供たちに伝えるプロジェクトを主催する一般社団法人ピース・ニッポン・プロジェクトは、
東京大学・大学院情報学環の渡邉英徳研究室と共同で、デジタルアーカイブ・システムを開始しました。
SNSに写真を投稿することにより、デジタルアース上にマッピングされるサービスをスタートいたします。
2018年にプロジェクトの理事を務める中野裕之監督が制作した映画「ピース・ニッポン」は、東日本大震災以降に日本で撮影された美しい風景の映像アーカイブをもとに構成され、好評を得ました。
しかし、普段生活している何気ない場所や、地元だけの名所・商店街などは、注目されません。
ひとたび災害が起こると、そんな風景は永遠に失われていきます。未来のこどもたちのために日本をできる限り
記録して映像や写真、口伝などの伝統的な芸や唄など様々な残したいものを、全国の皆さんで作っていくアーカイブなのです。 そこで私たちは【日本アーカイ部】と称し、
「日常のなかにある風景」の投稿を広く募集するために簡単に写真を投稿できるシステムを構築しました。
写真の撮影地が自動的にデジタルアースにマッピングされ、個別の写真の撮影場所を確認できるインターフェイスを用意しました。
また、すでに写真・映像のアーカイブを保有している自治体・企業については、専用の投稿アカウントを用意できます。既に、広島県福山市が投稿した写真がアーカイブされています。知的財産をお持ちでも外に向けて公開しなければ、倉庫にあるのみ。そんな貴重な記録を公開して認知されると新たな用途が生まれると思います。是非、地域に貢献していただけたら幸いです。地元の方が地元を記録して残すのが一番良いのです。地域の観光促進、認知アップ、インバウンド効果などの経済的な効果も、アーカイブ公開により生まれることでしょう。地域PRビデオなどもアーカイブ＆公開できますので認知に繋がります。他にも研究対象の建築物とか、動植物の生域の記録やお城の改築工事の記録などアーカイブ・アイテムは無限です。
本件について記事掲載および取材等を是非お願いいたしたく、ご案内申し上げます。
【プロジェクト名称】
ピースニッポン・プロジェクト
【URL】http://peacenippon.org/
（PC、スマートフォンから閲覧できます）
【アーカイブの内容】
- 日本アーカイ部 一般の方々および事務局が撮影・投稿する風景や音のアーカイブ
- 日本美景部 映画スタッフおよびプロや風景愛好家が撮影する美しい風景のアーカイブ
- 伝統的工芸、技術、口伝継承、祭事、古くから伝わる日本食、日本に関するすべてのアーカイブ
【投稿の方法】
ハッシュタグ「#ピースニッポンプロジェクト」「#日本を未来に伝えよう」「＃日本を記録」のいずれかを付加し、位置情報の付けられた写真をTwitter／Instagramに投稿すると、自動的にアーカイブされ、デジタルアース上に表示されます。
公開日： 2019年7月24日
URL： http://peacenippon.org/ （PC、スマートフォンから閲覧できます）
主催： 一般社団法人PEACE NIPPON PROJECT、東京大学大学院 渡邉英徳研究室
協力： 福山市、特定非営利活動法人 映像産業振興機構（VIPO） 京都駅ビル開発株式会社、
ピースデリック有限会社、アクアジオグラフィック株式会社、Edo Wonderland 日光江戸村、
ヘキサメディア株式会社、合同会社 日本空撮、株式会社プレスメディア社、
株式会社SKEN企画事務所、田中空撮、SahaEntartainment、
アーカイブ監修： 東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授 渡邊英徳
アーカイブシステム構築： ダーウィン・エデュケーション株式会社
サイトデザイン・制作： 株式会社シーエスレポーターズ
（問い合わせ先）
一般社団法人PEACE NIPPON PROJECT
理事 中野裕之
info@peacenippon.org
東京大学大学院情報学環
教授 渡邉 英徳
hwtnv@iii.u-tokyo.ac.jp
配信元企業：一般社団法人PEACE NIPPON PROJECT
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