俳優の山田孝之が主演を務め、“AVの帝王”村西とおるの半生を描くドラマ『全裸監督』より、第2弾となる予告映像と新ビジュアルが解禁となった。予告映像では、ヒロイン・恵美と村西との運命の出会いが描かれる。

【写真】『全裸監督』主演の山田孝之

 本作は、本橋信宏著『全裸監督 村西とおる伝』(太田出版)を実写化。アダルトビデオ草創期の1980年代に“AVの帝王”と呼ばれた村西とおると仲間たちを中心に、村西を利用しようとする者や敵対する者、警察などとの攻防をユーモアたっぷりに描くエンターテインメント作品。Netflixオリジナルシリーズの制作で、総監督を映画『百円の恋』『銃』の武正晴が務める。

 1980年。会社は倒産し、妻に浮気され絶望のどん底にいた村西(山田)は、アダルトビデオに勝機を見出し、仲間のトシ(満島真之介)、川田(玉山鉄二)らとともにAV界へ殴り込む。一躍業界の風雲児となるが、商売敵の妨害で絶体絶命の窮地に立たされる村西たち。そこへ、厳格な母の元で本来の自分を押し込めていた女子大生・恵美(のちの女優・黒木香/森田望智)が現れる。ふたりの運命的な出会いは、社会の常識を根底からひっくり返していくのだが…。

 解禁された新たな予告映像では、厳格な母親の元で本来の自分を押し込めていた女子大生の恵美が「本当の自分でいたくなったから、出演させてほしいんです」と強い決意の表情で村西をみつめる、運命の出会いの瞬間が映し出される。そして、恵美の母・加代(小雪)、村西をしつこく追う刑事・武井(リリー・フランキー)といった、一癖も二癖もある登場人物が次々と登場。「もっともっともっと!」とあおる村西や、進み続けるチーム村西に押され、恵美は自信に満ちた“女優”の表情を開花させていく。

 同時に解禁された新ビジュアルは、こちらを向いて腕組みをする村西と、鏡の前にたたずむ恵美。一見すると静かな表情だが、そこにはこれから社会をアッと言わせてやろう、という熱い思いが見え隠れしており、一大決心をした恵美の活躍と成長に期待が高まる。

 ドラマ『全裸監督』はNetflixにて8月8日より全世界独占配信。

Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督』新ビジュアル