レアル・マドリーに所属するスペイン代表FWマルコ・アセンシオが左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負った可能性が浮上している。スペインマルカ』など複数メディアが伝えている。

レアル・マドリーは現地時間23日にアメリカで行われたインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)2019のアーセナル戦(2-2のドロー)をPK戦の末に3-2で勝利した。

同試合で後半頭から途中出場したアセンシオは、1-2のビハインドで迎えた59分に同点ゴールを記録した。しかし、直後に左ヒザを負傷した同選手は自力歩行が不可能となり、ストレッチャーに乗せられてピッチを後に。その際には重傷を予感したか、同選手が涙を流すシーンも確認されていた。

同試合後、ジネディーヌ・ジダン監督は公式会見の場で、アセンシオの状態に関する質問を受けると、「状態は良く見えない」と重傷を示唆するコメントをしている。

「我々は非常に心配している。ケガの箇所はヒザだ。彼はすぐに病院に直行し、検査を受けている。我々としてはその結果を確認するだけだ」

「彼のケガが深刻ではないことを願っている。そして、できるだけ早く戻ってきてくれることを望んでいる」

現時点でアセンシオのケガの詳細は明かされていないが、仮に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負った場合、全治には最大9カ月を要する可能性もあるようだ。

前線で準主力の位置付けのアセンシオが長期離脱を強いられた場合、アーセナルへのレンタル移籍が濃厚なスペイン代表MFダニ・セバージョスや、ウェールズ代表MFガレス・ベイルドミニカ人FWマリアーノ・ディアスら放出候補の去就にも影響が出てくるかもしれない。

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