横浜FCは25日、MF中里崇宏選手(29)がKリーグの江原FCに完全移籍することを発表した。

中里は、2010年に特別指定選手として横浜FCプレーし、2012年に流通経済大学から同クラブに正式加入した。2014年の水戸ホーリーホックへの期限付き移籍から復帰して以降、主力としてプレーし昨シーズンこそリーグ戦での出場が12試合にとどまっていたが、今シーズンはここまで明治安田生命J2リーグに11試合出場していた。

海外挑戦を決断した中里は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。

「この度、韓国の江原FCというチームに移籍することになりました。大学3年生の時に僕を強化指定選手として迎え入れてくれて、そこから8年間大変お世話になりました!」

「加入した時はまさかこれほどまで長く横浜FCに在籍できるとは想像もしていませんでしたが、この8年間全てが僕にとってかけがえのない財産となりました!いつもどんな時も優しく見守っていてくれた小野寺会長はじめスポンサーの皆様、選手にいろいろなストレスがかからないよう環境づくりをしてくれている服部GMやフロントの皆様、選手の良さを引き出そうと常に面白く、タメになる練習を組んでくれる下平監督やコーチングスタッフの皆様、活気があり明るく居心地の良い雰囲気を作り出してくれたチームメイト、いつも健康的で美味しい料理を提供してくれたLEOC食堂の皆様、熱い応援で背中を押し続けてくれたファン・サポーターの皆様、僕は横浜FCに関わる全ての人に感謝しています。今回江原FCからオファーを頂いた当初はすごく悩みました」

「理由は8年間お世話になったクラブだったので、とても愛着がありましたし、横浜FCでJ1に昇格したいという夢があったからです。それでも移籍を決断したのは、選手としてもっと成長するために、より厳しい環境に身を置いた方が良いのではないかと思ったからです。この夏でチームを離れることになりましたが僕が横浜FCを大好きであることには変わりありません!」

「これからは僕が達成出来なかった夢であるJ1昇格を、いちサポーターとして応援しています!今まで本当にありがとうございました!! 最後にカズさん!公私ともにほんっっっっっとうにお世話になりました!そしてこれからもお世話してください(笑)毎日連絡します。大輔さんもありがとうございました!」

江原FCには現在、日本人MF清本拓己、柏レイソルから期限付き移籍で加入している韓国代表DFユン・ソギュンが在籍している。

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