一般市民にお金を払い動員していたことを韓国紙が報道

 五輪を超える規模で2年に1度行われる水泳の“世界一決定戦”、世界水泳は連日熱戦を展開中。日本勢はここまで松元克央(セントラルスポーツ)、瀬戸大也ANA)と2つの銀メダルを手にしている。一方で開催地の韓国・光州では、報酬を渡し観客を動員しているという。現地メディアが報じている。

「“ノーショー”光州水泳大会、市民たちにお金を渡して“観衆席を埋めろ”」というタイトルで特集しているのは韓国紙「韓国日報」だった。

 韓国では競泳のスター選手が不在で、現地の母国ファンがやや盛り上がりを欠いている現状を伝えている。記事によると、光州市と各自治体は今大会で入場券の販売額は目標値を超えているが実際には競技場に韓国の購入者が現れない“ノーショー(No Show)”現象が発生しているのだという。そして「興行に赤信号が灯りお金を出して観衆を動員していると明かされ論争となっている」と伝えている。

 同紙は「あらかじめ市民サポーターズに登録していない一般市民たちがサポーターズに支給される活動費をもらい応援団や観衆として動員され『お金で空席を埋めている』と噂が立っている」と現状を説明。市などによると、今大会の“市民サポーターズ”は11599名。観光案内などの活動をするボランティアのような役割を果たしているというが、序盤から母国での関心が低く、競技場が埋まっていないという。

税金から支払われる“活動費”には非難の声も

 そのため「5つの自治区で市民サポーターズの参加申請をしていない。一般市民までサポーターズとして急遽あつらえ競技場に動員している」と説明。その上で本来は正式に登録していた“市民サポーターズ”にだけ認められていた活動費1万ウォン(約917円=1日3時間基準)を「“偽物サポーターズ”」にも支援しているのだという

 これには税金が充てられていることから、非難の声も出ているというが、記事では「市と自治区は未登録サポーターズがどのくらい動員されたのか、彼らに支給したお金はどのくらいかはっきり把握出来ずにいる」としている。

 韓国では“ロゴ消し”ウェアをめぐって連盟が謝罪したことも問題となるなど、選手が振るわず、競技外の事がニュースとなっているようだ。(THE ANSWER編集部)

スタンドでは他国のファンが盛り上がる姿が目立つ【写真:Getty Images】