SNSの普及によって、リアルタイムで海外セレブの情報が入手できるようになったことはファンにとって嬉しいことだが、そんなツールの使用を今も頑なに拒むセレブもいる。俳優ブラッド・ピット(55)もその1人で、“Instagramデビュー”の予定は当分ないことをインタビューで明かした。

ドラマや映画撮影の舞台裏から、自宅やバケーションの様子などファンにとって嬉しいプライベート風景をSNSで公開してくれるセレブ達。1億5400万人とInstagramで圧倒的なフォロワー数を誇るセレーナ・ゴメスや、SNSを駆使したマーケティング活動でビジネスの売上を伸ばしているカーダシアン&ジェンナー姉妹など、セレブにとってSNSはもはや欠かせないコミュニケーションツールだ。長年「Instagramはやらない」と公言してきたジュリア・ロバーツウィル・スミスでさえも最近になって“Instagramデビュー”を果たし、現在はすっかりハマっている様子だ。

しかしそんな時代の流れに便乗することなく、未だに「SNSは一切やらない」というアナログ派セレブも一定数存在する。俳優ブラッド・ピットもその1人だ。現地時間22日にロサンゼルスで行われた映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(原題:Once Upon a Time in Hollywood)』のプレミアでもそのことが話題にのぼり、芸能レポーターに

「どうしたらInstagramを始めてくれるんですか? そもそも始めようって意思はありますか?」

と直撃されたブラッド。しかし彼は“ノー”と即答し、

「“一生やらない”とまでは言わないけど、Instagramのない今の自分の人生が心地いいから。始める意味が見出せないよ。」

と述べ、目の前にある現実がとても充実していることを明かした。

Instagramのアカウントを持たないセレブといえば、他にもブラッドの元妻ジェニファー・アニストンサンドラ・ブロックエマ・ストーンスカーレット・ヨハンソンミラ・クニスらがいる。

エマは過去のインタビューでInstagramをやらない理由について、「『最高の人生!』『超幸せ』とか言ってる人を見ると、『うるさい、そんなのウソよ』って思っちゃう」「毎日がパーフェクトな日の連続である訳はない」と明かしていた。スカーレットも「何でも皆と“共有”しなきゃっていう精神が理解できない」「見られることを意識して自分を作っている感じがする」とSNSにハマらない理由を明かしていた。

ジョージ・クルーニーは「うっかりバカなことを口走ってしまいそうだからね。それにそこまで色々さらけ出す必要もないだろうって思うんだ」と述べていたが、ブラッドジョージ同様に「プライベートは語らない」主義のようだ。

“大スター”らしくどこかミステリアスな一面があるのも魅力だが、「もっと素顔が知りたい」とブラッドの“Instagramデビュー”を待ち望んでいたファンにとって、今回のインタビューは少々残念な答えとなってしまったようだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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