華為技術ファーウェイ)の任正非CEOは、7月25日に公開されたインタビュー記録での発言で、独自開発しているOS「Hongmeng」について、スマートフォン(スマホ)が初めての搭載端末にならないことを明らかにした。

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 任CEOは、Hongmengについて「最大の特徴は低遅延であり、これはAndroidやiOSとは異なる」と述べた。そのうえで「産業制御や無人運転を支援するようなIoT向けの用途が当初の開発設計の意図」との考えを示し、「まず最初に腕時計やスマートウォッチやスマート8Kディスプレイ、コネクティッドカー上で使用する」と語った。

 インタビューは、7月18日イタリアメディア向けに実施され、ファーウェイのオンラインコミュニケーションプラットフォーム・心声社区で内容が公開された。

インタビューで発言する任CEO(心声社区より)