8月6日より開催される甲子園の切符をかけ、日本全国で高校球児たちが熱い試合を繰り広げている。代表校が決まった都道府県も多く、予選はいよいよ終盤に。

ネット上ではMLBシカゴ・カブスに所属するダルビッシュ有投手の放ったツイートに注目が集まっている。

 

■高校野球の大会システム

26日、ダルビッシュは「春の地方大会やめて、夏の県大会予選を5月からやれば良いやん」とツイート。高野連が定める現行の試合日程スケジュールに疑問を投げかけた。

野球の花形と言えばやはり投手だが、華々しいだけでなく繊細なポジションでもある。高校生は身体ができていないため、試合が連日続けば肩や肘を壊してしまうケースも多い。

とくに予選を含む甲子園関連の試合は、スケジュールが非常にタイトで、学業が本分の高校生達に多大な負荷がかかっているのが現状だ。

■「これは正論」と賛同の声

シンプルかつ的確な指摘に賛同する野球ファンが多く、ネット上には…

「さすがはダルビッシュ。投球と同じくらいキレッキレのド正論だわ」

 

「自分の身体と甲子園を天秤に掛けさせるような試合日程だからな。季節も夏だし、高校球児は本当にかわいそうだと思う」

 

「選手の身体を考えたら、ダルビッシュの案が一番平和な気がしてきた」

 

など反響の声が多数上がっている。やはり高校野球ファンにとっても、現行のスケジュールはかなり厳しく見えるようだ。

 

■甲子園をとるか先を見据えるか

甲子園は球児にとって憧れの舞台だが、決してゴールではない。これまでも多くの球児や指導者が甲子園の先を見据え、出場を断念してきたドラマが存在する。

岩手県大船渡高校の佐々木朗希投手は最速163キロの球を投げる強肩の持ち主だが、24日の準決勝直前に右肘の内側に違和感を覚えたという。

国保陽平監督は選手の体調を第一に考え、25日の決勝には佐々木投手を出場させなかった。結果として試合には敗れてしまったが、国保監督の判断を評価する声は多い。

ジャーナリスト・門田隆将氏は自身のツイッターから、「日本の至宝を故障から守ってくれた」と国保監督を賞賛。5日で4試合というスケジュールを敢行した高野連に対しては、厳しい批判の声を寄せている。

長い歴史を持つ文化も、時代の流れとともに変化していくもの。高校野球を巡るシステムは、近いうちに大きな変革を迎えるかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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