BBC』や『スカイ・スポーツ』などイギリス複数メディアがウェールズ代表MFガレス・ベイル(30)の中国行きを報じた。

ベイルは2013年夏からレアル・マドリープレー。故障癖を露呈するシーズンが続いているが、4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献するなどクラブ史に名を刻んでいる。ただ、ジネディーヌ・ジダン監督はベイルを戦力外とみなして、今夏の放出候補に。重傷のスペイン代表MFマルコ・アセンシオが戦線離脱した現在も退団が確実視されている状況だ。

そのベイルを巡っては高額な給与がネックとなり、なかなか欧州で買い手が見つからない状況が指摘され続けるなか、先日に中国からの関心報道が浮上。そして、イギリスが誇る有力メディア『BBC』が新たに報じたところによれば、中国スーパーリーグの江蘇蘇寧が3年契約でベイルの獲得に迫っているという。

そのなかで、さらに深堀りした『スカイ・スポーツ』によると、ベイルの代理人と江蘇蘇寧は移籍交渉をスタート。まだ詳細を詰める必要こそあるものの、江蘇蘇寧はベイルに対して週給100万ポンド(約1億3000万円)の条件を提示しており、この内容で選手陣営を納得させられるとの自信を深めている模様だ。

上記額で中国行きが実現すれば、ベイルレアル・マドリーでの現週給60万ポンド(約8000万円)を上回る給与をゲットすることに。今月31日に中国の移籍マーケットが閉幕するが、ベイルの中国行きは実現なるか。今後も動向から目が離せない。

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