「通りもん」や「めんべい」にも勝るとも劣らないほどに有名な博多銘菓「博多の女(ひと)」。福岡出身や在住の方はもちろんどなたもご存知で、そうでなくても出張や旅行で福岡空港博多駅で見かけた方も多いだろう。福岡県内ではテレビやラジオのCMも流れているので、福岡出身の私は「♪はかた〜の〜ひと〜よ〜」という歌とともに思い出す。

博多の女の発売は1975年山陽新幹線が博多まで延伸されたのがきっかけとなっている。小さなバウムクーヘンの中に小豆ようかんを詰めた和洋折衷のお菓子は、新しいジャンルの甘味として人気を集めモンドセレクションも受賞している。

そんな博多を代表する銘菓が、「某団体」によってパクられているという話がある。福岡生まれの私ツバキングがその真相を確かめてみることにした。

山手線の内側、信濃町に降り立った。勘の良い方ならこの駅名を聞いただけでピンとくるものがあるだろう。駅をおりると目の前には書店があるのだが、こちらの看板にも団体のシンボルカラーである三色が配されている。

そこからほんの徒歩1分。「金剛堂」という仏壇仏具店に目指す商品が売られている。もうお分かりと思うが、某団体とは宗教法人創価学会」である。

購入してきたものがこちら。
「信濃の女(ひと)」である。商品名もそのまんまで、包装にはっきりと「小豆ようかん入りミニバーム」と記載されている。先述の通りこれは「博多の女」と全く同じものである。ただし、中央に印象的に描かれているのは金剛堂から目と鼻の先にある創価学会本部だ。

包みを開けると、個別の包装紙にはおなじみの三色カラーが使われている。同梱されているリーフレットには「信濃の女は辛抱強い、信濃の女は何があろうと諦めない、信濃の女は勝つまで戦う、信濃の女に大勝利の栄光あれ」という記述が見られる。大勝利という言葉は、創価学会がたびたび使うフレーズだ。

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開けて食べてみると、たしかに美味しい、というかやっぱり博多の女の味がする。なぜこんなにも大胆なパクリを。その答えは包装紙の裏面に書いてあった。

製造しているのは「二鶴堂」という会社で、住所は福岡市東区。これはパクリなどではなくまぎれもない「博多の女」を製造している「正規の」メーカーである。実は、二鶴堂の代表取締役である橋本由起子氏は、地区の副婦人部長までつとめる敬虔な創価学会会員だったのだ。しっかりと「姉妹品」の記載までされている。

開催まで1年を切った東京オリンピックパラリンピックメーン会場である新国立競技場のすぐそばでもあるので、オリンピック土産に、もしくはあの味が恋しいけれど博多に行く機会がないという方にピッタリの銘菓なのかもしれない。(Mr.tsubaking連載 『どうした!?ウォーカー』 第38回)

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▲信濃の女