今夏、トッテナムからアトレティコ・マドリーに移籍したイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(28)が今回の移籍の経緯を説明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
2015年にバーンリーからトッテナムに加入以降、正確なキックと豊富な運動量を武器に主力に定着したトリッピアー。ロシア・ワールドカップでもイングランド代表として印象的なパフォーマンスを見せたが、クラブでは守備面でのイージーミスや肝心の攻撃精度を欠く場面も多く、今夏の放出候補に挙がっていた。
その中でトリッピアーは今月17日に2170万ポンド(約29億円)といわれる移籍金でアトレティコに3年契約で加入した。
28歳のイングランド代表DFは『スカイ・スポーツ』の取材に対して、今夏の移籍の経緯を以下のように説明している。
「個人的に変化の時期に差し掛かっていたんだ。それで移籍を決断したよ」
「実際のところ、必ずしも他のクラブに移籍する必要はなかったのかもしれない。だけど、トッテナムの舞台裏では幾つかの出来事が起こった。そういったことに関わりたくなかったし、移籍することが必要だと感じたんだ」
その一方、自身初の国外移籍に関してはかつてチェルシーというライバルチームで激しくやり合ったFWアルバロ・モラタ、FWジエゴ・コスタの2選手のサポートもあり、ここまで大きな問題を抱えることなく充実した日々を過ごせているという。
「思ったよりもずっとうまくやれているよ」
「新しいチームメートたちは本当に良くしてくれているんだ。このクラブの門を叩いた時からみんなが両手を広げて歓迎してくれているよ。もちろん、コーチングスタッフを含めてね」
「とりわけ、モラタとコスタの2人は本当に良くしてくれているよ。彼らはアトレティコのためにプレーすることの意味。そして、それがファンにとってどんな意味を持っているかを説明してくれているんだ」
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