アーノルド・シュワルツェネッガー(71歳)は、ターミネーター役が大好きなため、シリーズ第5弾にまた出演することを決めたようだ。

1984年ジェームズ・キャメロン監督作「ターミネーター」で初めて演じて以来、カリフォルニア州知事であった2009年の「ターミネーター4」を除いてすべてのシリーズ作でおなじみの役を演じているシュワルツェネッガーは、ティム・ミラーがメガホンを執る最新作「ターミネーター:ニュー・フェイト」でもまたその役を演じることになっている。

そして先日、サンディエゴコミコンに登場した際、「演じられるなら、演じない理由はない」として、次のように語った。

「またやる必要があった。『ターミネーター』にハマっているからね。『ターミネーター』は僕のアクション映画界でのキャリアの火付け役になってくれた作品だ」
ジェームズ・キャメロンが来て『君にターミネーターに出てもらって、ターミネーター役を演じて欲しい』と言われたその時から、僕の人生の全てが変わったんだ。彼はまさに80年代90年代のアクションというジャンルを作り上げたからね」

それから40年間にわたる素晴らしいキャリアをハリウッドで築いてきたシュワルツェネッガーだが、自身が演じたT-800はとてもユニークだとして、シリーズ第1弾と第2弾で監督を務めたキャメロンには返しても返し切れない恩を感じているという。

「あれはとてもユニークなキャラクターだった。悪役と怖いキャラクタートップ10に入ると同時に、英雄トップ10にも入るようなものだ。そんなのほかに聞いたことがないし、そんなのを生み出せるのはジェームズ・キャメロンのような人だけだ」