リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が依然として主力数名を欠くチーム状況に言及した。イギリススカイ・スポーツ』が報じた。

チャンピオンズリーグ王者として迎える今シーズン、プレミアリーグ初制覇に挑むリバプール。その新シーズンを睨み、プレシーズンを過ごしているが、エジプト代表FWモハメド・サラーや、セネガル代表MFサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルトフィルミノ、同代表GKアリソンギニア代表MFナビ・ケイタ、スイス代表MFジェルダン・シャキリがまだ合流できていない。

そのリバプールは、このプレシーズン期間中にここまで6試合のテストマッチを消化して2勝1分け3敗。勝敗を気にしなくても良い時期でこそあるものの、1分け3敗の直近4試合は勝利から遠ざかっているどころか、計10失点と守備面の不安を露呈している。クロップ監督は0-3で敗北を喫した28日のナポリとのテストマッチ後、こう述べたという。

「6人もの選手がいないなんて奇妙だ。プレシーズン中に選手がいないことは慣れっ子だ。だが、今シーズンは開幕前、あるいは開幕後の数日間にわたり、戻ってこない。それは良いことじゃないね」

「だから、我々は全員ができる限り良い準備をしている。シーズンの開幕から100%で戦わなければ。対戦相手が我々を分析するのは簡単さ。だが、来週の我々は異なる動物になっているよ」

なお、リバプールは今後、31日にリヨンとのテストマッチを予定。8月4日イングランドフットボール界の新シーズン開幕を告げるマンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドに臨む。

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