スポーツの醍醐味はやっぱり生観戦。今回、ウォーカープラスでは、プロ野球に精通するライターの京都純典さんに、“簡単にわかる”今週末開催の全カードの見どころを聞いてみた。

ヤクルト vs 中日@神宮球場

8月2日(金)18時

8月3日(土)18時

8月4日(日)18時

下位に低迷するチーム同士の対戦。ヤクルト不動のリードオフマン、山田哲人出塁率こそ4割以上を記録しているが、打率は2割台半ばと本来の数字からはほど遠い。また、得点圏打率も2割を切っているのは寂しい限りだ。今季、中日との対戦打率は.308とリーグ内ではもっとも高い。チームに勢いをもたらすことができるか注目だ。

DeNA vs 巨人@横浜スタジアム

8月2日(金)18時

8月3日(土)18時

8月4日(日)18時

首位攻防3連戦。DeNAが差を詰めるか、巨人が引き離すか。今季はここまで巨人が8勝5敗と勝ち越している。巨人の坂本勇人は今季DeNAに対し打率.408、5本塁打と好成績。27日の阪神戦から4番を打っているが、DeNAとしては坂本の前に余計な走者を置かないようにしたい。

■ 広島 vs 阪神 @ MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島

8月2日(金)18時

8月3日(土)18時

8月4日(日)18時

オールスター以降、盛り返している広島。4連覇も十分射程圏内だ。今季7勝8敗と負け越している阪神に対し、どれだけ勝利を拾えるか。4番の鈴木誠也は、今季の阪神戦で打率.273とセ・リーグのなかで唯一3割を切っている。

日本ハム vs ソフトバンク@札幌ドーム

8月2日(金)18時

8月3日(土)14時

8月4日(日)14時

パ・リーグの首位攻防3連戦。今季、ソフトバンク札幌ドームで5勝1敗と大きく勝ち越している。内川聖一は打率.417札幌ドームでよく打っている。対する日本ハム中田翔ソフトバンク戦で打率.151と抑えられている点が不安要素か。

■ 楽天 vs ロッテ@楽天生命パーク

8月2日(金)18時

8月3日(土)18時

8月4日(日)17時

8月5日(日)18時

ともにBクラスだが、まだ優勝を狙えるチーム同士の対戦。今季、楽天生命パークではロッテが4勝1分と負けなし。楽天の浅村栄斗は今季のロッテ戦で打率.357、5本塁打と好相性。ウィーラーも打率.431、6本塁打とよく打っており、2人の前に1人でも多くの走者を置きたいところ。

オリックス vs京セラドーム大阪

8月2日(金)18時

8月3日(土)18時

8月4日(日)17時

今季、西武が10勝5敗と勝ち越している。対戦打率.272とオリックス投手陣をよく打っているが、防御率も3.24と課題といわれている西武投手陣が踏ん張っている。オリックスとしては、秋山翔吾に打率.368、源田壮亮に.304と打たれている1、2番コンビを封じたい。(東京ウォーカー(全国版)・浅野祐介/ウォーカープラス編集長)

生観戦で楽しみたいプロ野球