8月1日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」(毎週木曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)で、3年半ぶりのシングル「U.S.A.」が大ヒットを記録し、16年ぶりに「NHK紅白歌合戦」(2018年、NHK総合ほか)出場を果たすなど、再ブレークを果たしたDA PUMPを特集。

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彼らがいかにして再ブレークを果たしたのか、関係者の証言をもとに忠実に再現したVTRやゲストの大久保佳代子を交えたスタジオでのトークから、苦難の道のりに迫る。

■ 華々しいデビューと挫折

DA PUMPは、1997年に沖縄出身の4人組グループとしてデビュー。デビュー曲の「Feelin' Good ~It's PARADISE~」が、人気バラエティー番組のエンディングテーマとして使用されるなど、華々しいデビューを飾り、デビューからわずか1年で「NHK紅白歌合戦」に出場を果たした。

3カ月に1枚というハイペースで新曲をリリースし、2001年に発表したベストアルバム『Da Best of Da Pump』が128万枚のミリオンセラーを記録したものの、2005年にリリースした新曲はオリコンランキング19位と低迷。勢いはいつまでも続かなかった。

人気に陰りが見え始めた2006年にメンバーが1人脱退し、3人体制となったDA PUMPは再起を懸けて10周年記念ライブを開催することが決定。

並々ならぬ決意でリハーサルに挑んでいたリーダーのISSAだったが、そのリハーサル中に「右大腿骨転子下(みぎだいたいこつてんしか)」を骨折し、全治6カ月の大けがを負ってしまう。

復活を期した記念ライブは中止を余儀なくされただけでなく、同じ年にはもう1人メンバーが脱退し、DA PUMPは2人となってしまう。

■ 現在のメンバーを自らスカウト

デビュー以来、最大の窮地に追い込まれたISSAは自らメンバーをスカウト。2008年にはKENZOをはじめとした現在のメンバー7人が加わり9人体制になった。

しかし、再スタートから1年ほどで結成時からのメンバーが脱退し、オリジナルメンバーはついにISSAのみとなった。

この状況で発表したシングルはわずか2300枚ほどしか売れずにオリコンランキングも46位止まり。2014年にはさらに1人が脱退し、DA PUMPは現在の7人体制となる。

■ 当時の状況をメンバーが赤裸々に暴露

スタジオではこの頃の心理状態や懐事情など、ISSAをはじめとしたメンバーたちが赤裸々に語る。

活動の場がなくなっていた当時について、ISSAは「自分の中にもいろいろなことがあり過ぎた」と明かし、「みんなや事務所に申し訳ない気持ちで合わせる顔がない」と沖縄に帰ってしまっていたと語る。

コミュニケーションさえ取れないリーダー・ISSAに、メンバーの不満は爆発寸前。解散という選択肢も十分考えられる中で、メンバーはいったいどんな気持ちでいたのか。

そしてメンバーが集結し、勇気を振り絞ってISSAにぶつけた言葉が明かされる。

番組では、当時DA PUMPを独占取材したフジテレビの秘蔵映像を公開。そこにはプライドを捨てどん底からはい上がろうとするISSAが人目を気にせず男泣きする姿が。

■ 現在の活動に密着

また番組は、7月にアメリカ大使館で行われた「独立記念日パーティー」に初めてテレビカメラを入れることを許され、日本の芸能人として初めて招待されたDA PUMPに密着。

さらにDA PUMP全員の夢であった、17年ぶりの武道館ライブの舞台裏も独占取材している。

ライブ前日の深夜まで舞台の確認を続けるISSAの姿、DA PUMPを20年以上にわたって見守り続けた大物アーティストの存在、初めての武道館ライブに臨むメンバーの表情などを捉えていく。

U.S.A.」の大ヒットで夢をかなえたDA PUMPの知られざる栄光と挫折、メンバーたちの葛藤、そして復活まで、貴重な秘蔵映像と新たな独占取材映像で描く。(ザテレビジョン

8月1日(木)放送の「直撃!シンソウ坂上」にDA PUMPが出演