2019年7月30日に放送された情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)に、お笑いタレントの小籔千豊さんが出演。

世間を騒がせている吉本興業に関する一連の騒動について、初めて自分の意見を告白しました。

小籔千豊「吉本新喜劇は多くの人の協力によってできているお笑い」

ことの始まりは、反社会的勢力が主催する会合に出席したとして謹慎処分を受けていた『雨上がり決死隊』の宮迫博之さんや、『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮さんが、同月20日に行った記者会見でした。

2人は会見で、吉本興業の岡本昭彦社長から「会見をするなら全員クビにする」といわれたことを暴露。同月22日には岡本社長自ら緊急会見を行い、宮迫さんたちに対する発言は「場を和ませるための冗談だった」と主張したのです。

食い違う両者の主張に、吉本興業に所属するタレントがさまざまな反応を寄せています。

番組内で、吉本興業に関する一連の騒動について尋ねられた小籔さんは、次のような自身の考えを語りました。

そうですね。あの、ビッグ番組のMCをされてる先輩がたとか、後はTwitterコメントしている先輩がたとかいらっしゃると思うんですけど。

僕なんかも「おい、おまえ何かいわへんの?」とか「何かいわんかい」とかいうてくる人もおるんですけど。

僕は一応吉本新喜劇というところにいてまして。吉本がなくなって、誰か移籍しましても、東京で売れてるビッグタレントさんはビッグ事務所に移籍できると思うんですよね。

漫才師の人も、センターマイクがあれば漫才できるので、多分どこかしらに移籍されても、ご飯食べていくことができると思うんですけど。

でも、僕ら新喜劇というNGK(新喜劇劇場)という劇場があって、音響さん、照明さん、もう道具さん、歌カンさん、衣装さんと、靴やさんが、協力してくださってできているお笑いですので。

ノンストップ! ーより引用

吉本新喜劇の座長も務める小籔さんは、「僕がええかっこしたいからといってTVやTwitter吉本興業の騒動について発言するわけにはいかない」とキッパリ。

共に劇場で働く島田一の介さんや浅香あき恵さん、池乃めだかさんの名前を出し、「移籍できなそうなベテランに恨まれたり、自分の発言によって吉本新喜劇にヒビが入ったと責められるのが怖かった」と、ユーモアを交えながら本音を明かしました。

小籔さんの吉本新喜劇に対する愛情が伝わるコメントに、視聴者からは称賛の声が上がっています。

・新喜劇への愛をつらぬく小籔さんはカッコいい。

・全体を見通せる小籔さんだからこその発言だと思った。

・新喜劇のために発言を控えていたんだな。素晴らしいプロ意識の高さだ。

吉本興業に関する発言をあえて控えることで、小籔さんは自身が活動する吉本新喜劇に所属する多くのメンバースタッフを守りたかったのでしょう。

小籔さんの吉本新喜劇への深い愛情と、仕事に対する強い責任感がうかがえるエピソードですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
ノンストップ!