バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョが、今夏の移籍期間中にチームを離れる可能性は低くなったようだ。31日、イギリスメディア『Sports MOLE』が報じた。

 2018年1月にリヴァプールから移籍し、スペイン王者の一員となったコウチーニョ。多くの期待を受けて青とえんじのユニフォームに袖を通したものの、加入以来パフォーマンスの低下が指摘され続けている。昨シーズンもリーグ戦34試合の出場で5得点という結果に終わり、クラブは放出も辞さない姿勢を示していた。

 コウチーニョには古巣リヴァプールに加え、マンチェスター・Uパリ・サンジェルマンからも高い関心が寄せられていると伝えられてきた。しかしながら、現在バルセロナにもコウチーニョの代理人のもとにも、正式なオファーは届いていないという。

 先のコパ・アメリカ2019で、コウチーニョはブラジル代表の優勝に大きく貢献した。今シーズンこそ、バルセロナで期待に応える活躍を見せられるのだろうか。

コパ・アメリカで活躍を見せたコウチーニョ [写真]=Getty Images