昭和41年1966)に特撮テレビドラマとして放送され、今なお根強い人気を誇るヒーローウルトラマン”を『シン・ウルトラマン』として映画化することが発表された。

本作の企画・脚本をつとめるのは、自身もウルトラマンシリーズファンであることを公言する庵野秀明。そして、監督をつとめるのは、『新世紀エヴァンゲリオン』をはじめ、数々の作品を庵野秀明と共に世に送り出してきた樋口真嗣になる。

シン・ゴジラ』が初代『ゴジラ(1954年)』の現代社会での再構築であったように、本作も当時初めてテレビで“ウルトラマン”を目撃した時と同様の衝撃をもたらすこと、そして『ウルトラマン』の企画発想、原点に立ち還りながら、『シン・ゴジラ』がそうであったように、現代社会を舞台に“未だ誰も見たことのないウルトラマン”が存在する世界の体験を目指すとのこと。

さらに主要キャスト陣も発表された。主人公の"ウルトラマンになる男"には、『シン・ゴジラ』でも僅かな出演ながら強烈な存在感を残した斎藤工。そして主人公の相棒役に『マスカレードホテル』『キングダム』『コンフィデンスマンJP』と話題作、大ヒット作には欠かせない女優・長澤まさみ。また、『名探偵ピカチュウ』の声優や『散り椿』など幅広い役柄でその存在感を示す西島秀俊が出演する。

合わせて、円谷プロダクション代表取締役会長 兼 CEOの塚越隆行、東宝 常務取締役の市川 南、さらに主要キャスト3人、そして樋口真嗣監督からのコメントも届いている。

円谷プロダクション・製作 塚越隆行(代表取締役会長 兼 CEO)コメント
円谷プロダクションの礎となった初期作品群のひとつ「ウルトラマン」が現代社会を舞台に蘇ります。長きにわたり愛され続けてきたこの作品が、その原点の魅力に立ち返ります。この企画が老若男女すべての人の心に残る最高のエンターテイメント作品として楽しんでいただけるものになるよう、企画・脚本 庵野秀明氏、監督 樋口真嗣氏、他制作スタッフキャストのみなさん、そしてすべての関係者と共に目指したいと思います。』

<東宝・製作 市川 南(常務取締役コメント
2016年に東宝を代表するキャラクターゴジラ」を『シン・ゴジラ』として手掛けたコンビが再び結集し、企画・脚本庵野さん、監督・樋口さんという形で、今度は同じく日本を代表するキャラクターウルトラマン」を共に世に送り出せることは、非常に光栄です。日本が誇る偉大な文化を、新しい時代に継承していきたいと思います。どうぞご期待ください』

斎藤工コメント
『「シン・ウルトラマン」に寄せて私に大役の白羽の矢が立った事以上に、この壮大なプロジェクト及び手にした脚本に至極興奮致しました。かつて、何者でも無かった私は一度だけ、生前の実相寺昭雄監督にお会いする機会があり、前のめりに当時の円谷プロや「ウルトラマン」の様々な話を伺えた事は、全て"ココ"に繋がっていたのではないかと今振り返ると思います。「ウルトラマン」への特別な想いを持たれていらっしゃる庵野さん、樋口監督と共に、若輩者ながら私の37年間を本作に注ぎたいと思います。「シン・ウルトラマン」が今の日本に、未来の日本に、必要な作品になるよう、頼もしきスタッフ、共演者の方々と高みを目指します。』

長澤まさみコメント
『誰もが憧れる庵野さんの作品に出演出来る事をとても光栄に思います。「シン・ゴジラ」も劇場へ観に行ったのですが、お客さんの満足感や充実感をその場で強く感じました。今回の作品では思いがけない展開もありますが、今を生きぬく事はいつもどんな時も精一杯です。作品を通して少しでも多くの人の心に届くものになればいいなと思います』

西島秀俊コメント
『世界的人気で誰もが知る「ウルトラマン」を、あの『シン・ゴジラチームが再集結して映画化するとお話を伺った時の驚きと興奮がいまだに冷めません。そして、そのチームに参加できることを非常に光栄に感じています。脚本を読ませていただきましたが、ファンの方もそうでない方もきっと楽しめる一級のエンターテイメント作品になると確信しています。初めてご一緒する樋口監督のもと、“誰も見たことのないウルトラマン”の世界に命を吹き込む一員として、精一杯演じさせていただきます』

<監督:樋口真嗣コメント
あらたな、でもそれは私が物心ついた頃から輝き続けているバトンを託されました。先輩たちが生み出し育ててきた、眩しく重たいそのバトンを次につなぐ責務を粛々と努めて参る所存です』

シン・ウルトラマン』の劇場公開は2021年を予定している。「ウルトラマンファンにはたまらない今回の発表。続報を待ちたい。