7月31日に行われたプレシーズンマッチのザルツブルクvsチェルシーで、チェルシースペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが見事なシュートを決めている。

ついに今月10日に開幕を迎える19-20シーズンのプレミアリーグ。新シーズンのスタートに向けた調整も最終局面に入っているチェルシーが、昨シーズンのオーストリア王者相手に豪快な試合を見せた。

まずは20分、味方のロングパスに抜け出したFWクリスティアン・プリシッチがDFの股を抜くシュートで先制点を奪う。さらに、23分のMFロス・バークリーが決めたPKを獲得したプリシッチは28分にもゴールを決めて、チェルシーが3点リードで試合を折り返す。

後半に入って、相手に1点を返されて迎えた57分にペドロのゴールが生まれる。左サイドでボールを持ったバークリーが45度の位置から右足でクロスを上げる。ゴール前に送られたこのパスに斜めに飛び込んだペドロは、ゴールを背にしながらワンタッチでヒールシュート。これがループシュートのような軌道を描き、きれいにゴールに吸い込まれた。

この見事なシュートは各メディアやSNSを通じて拡散され、多くの称賛の声があがっている。バルセロナ育ちでテクニシャン気質のペドロらしい華麗なシュート。新シーズンもアイデア溢れるプレーを見せてくれるに違いない。

その後は途中出場のFW南野拓実がPKを含む2ゴールや、チェルシーFWミッチー・バチュアイのゴールが決まり、最終的に5-3でチェルシーが勝利。プレシーズンマッチは残すところあと一つとなる中で、大きな1勝を挙げた。

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