テスト前の交通規制箇所のリストに記載がない場所でも、規制が実施されました。

NEXCO東日本2019年7月31日(木)、小畠 徹社長の定例会見を開き、そのなかで7月24日(水)と26日(金)に行われた、2020年東京オリンピックパラリンピック」期間中を想定した交通規制テスト実施時の交通状況について発表しました。

テストは大会組織委員会が2020年の「本番」を想定し、大会関係者を円滑に輸送するため、交通規制によって都心部へ流入する交通量がどれだけ減るのかといった課題を洗い出す目的で実施したものです。おもに東京都内における首都高の入口閉鎖や、本線料金所レーン数の制限などが行わましたが、NEXCO東日本高速道路でも次のような規制が実施されました。

●料金所レーン数の削減
東北道 上り 浦和本線料金所:通常8レーン(ETC専用5レーン、一般3レーン)を3レーンに(ETC専用2レーン、一般1レーン)
常磐道 上り 三郷本線料金所:通常8レーン(ETC専用5レーン、一般3レーン)を4レーンに(ETC専用2レーン、一般2レーン)
第三京浜 上り 玉川本線金所:通常6レーン(ETC専用4レーン、一般2レーン)を4レーンに(ETC専用2レーン、一般2レーン)
※いずれも7月24日(水)、26日(金)の0時から24時まで。料金所手前からの車線規制もあわせて実施。

●本線の車線規制
外環道 内回り 川口JCT手前:通常2車線を1車線に(7月24日〔水〕朝方に実施)
関越道 上り 鶴ヶ島JCT手前:通常3車線を2車線に(7月26日〔金〕夕方に実施)

これら交通規制による交通混雑状況は、次の通りでした。

7月24日(水)
東北道 上り 浦和本線料金所:最大渋滞長12km、最大時の通過所要時間およそ30分。
常磐道 上り 三郷本線料金所:最大渋滞長15km、最大時の通過所要時間およそ90分。
第三京浜道 上り 玉川本線料金所:最大渋滞長5km、最大時の通過所要時間およそ20分。
外環道 内回り 川口JCT:最大渋滞長15km、最大時の通過所要時間およそ80分。

7月26日(金)
東北道 上り 浦和本線料金所:最大渋滞長15km、最大時の通過所要時間およそ20分。
常磐道 上り 三郷本線料金所:最大渋滞長17km、最大時の通過所要時間およそ160分。
第三京浜道 上り 玉川本線料金所:最大渋滞長6km、最大時の通過所要時間およそ20分。
関越道 上り 鶴ヶ島JCT:最大渋滞長18km、最大時の通過所要時間およそ100

NEXCO東日本 管理事業本部長の高橋知道(「高」はハシゴ高)さんによると、7月26日(金)の常磐道 三郷料金所付近では、渋滞のなかで追突事故が発生したこともあり、料金所の通過に最大160分もの時間がかかったといいます。また、外環道関越道本線の車線規制については、テスト前に大会組織委員会が公表した交通規制実施箇所のリストには記載がなく、警察と協議のうえ、一部の時間帯で規制を試行して状況を見たものだと説明しました。

NEXCO東日本は今後も、大会期間中の「安全・安心のため、最大限努めていく」としています。

交通規制テストにおいて本線の車線規制が実施された外環道。写真はイメージ(2018年9月、中島洋平撮影)。