スペインプロリーグ機構(LFP)が、1部と2部の複数クラブに対し、選手登録禁止処分を下した。その中には、日本代表FW岡崎慎司が加入したマラガも含まれている。

7月31日、LFPが公式の声明を発表。今回選手登録禁止が発表されたのは、リーガエスパニューラのグラナダ、そして2部のマラガとラス・パルマスの3チームとなった。

LFPによると、3クラブはFFP(ファイナンシャル・フェア・プレー)への違反が見られたため、選手登録が禁止に。レスター・シティを退団し、スペインでの挑戦が待っていた岡崎にとっては、いきなり暗雲が立ち込めることとなった。

開幕まで2週間を切った中での発表。ラ・リーガでは、「恒久的な債務不履行」を認めておらず、この3クラブには改善が見られなかったため、今回の措置がとられることとなった。

マラガは、財政的な危機にあり、選手売却か減俸で財政状況を改善する必要があるものの、オーナーでありカタール王族の一員でもあるシェイク・アブドゥラ・ビン・ナッサル・アル・タニ氏が横暴を極めている状況となっている。

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