7月31日放送の『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)で、若者の金銭事情、お金の使い方が紹介された。
専門家が「お金を出して欲しい物がある20代男女は3割以下」など、昨今の若者は物欲がない、というもので視聴者からは疑問の声があがっている。
■「月に1万円ですよ」
この日、出演した菅田将暉は「『ネプリーグ』で洋服に月1万円以上使う20・30代は何%いるか、というクイズがあって、ほぼ100かと思って90%くらいと答えたら2割だった」ということがあったと振り返る。
「月に1万円ですよ」と同世代の菅田は驚きを隠せなかった。
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■「スマホの脳過労で買う気力が減少」
続けて、マーケティングの評論家は「スマホの普及」「スマホの脳過労」を、服を買わないことについて考えられる要因として挙げる。評論家によると、スマホを見過ぎたことにより情報で満足し、また脳過労で買う気力が減少しているという。
「お金を出してほしいものがある20代男女は3割以下」「1年以上服全く買わない女性は2割、男性も3割」という結果があるのだとか。
■視聴者からは疑問の声
番組を見ていた視聴者からは、評論家の意見に「それは違う」といった趣旨の反応を見せている。
「金あれば買うものあるんですけどね」
「『買わない』と『買えない』は違うぞ」
「お花畑案件」
■給料さえ上がれば…
お金さえあれば買いたいものは買えるようになり、「消費を控える」という選択肢はなくなるはず。評論家は若者の給料については考慮していなかったのかもしれない。消費について、こんな調査がある。
しらべぇ編集部では、全国の20~60代の男女1,353名を対象に「自分へのご褒美をどれくらいする」のか、意識調査を実施した。結果、男女ともに「ご褒美をする」と回答したのは5割前後にのぼっている。
やはりお金さえあればものは買うのだろう。
若者にお金を回させることが日本経済復活の鍵となるのではないだろうか。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の男女1353名(有効回答数)
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