ルカクとディバラのトレード案とは別のものとして進行中

 ベルギー代表FWロメル・ルカクの去就が注目されるマンチェスター・ユナイテッドが、ユベントスの元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ獲得に動いていることが分かった。週明けにも正式に発表される可能性があるという。伊紙「トゥット・スポルト」が報じた。

 ユナイテッドユベントスの間ではルカクアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラをめぐる交渉が注目を集めている。セリエA移籍を望んでいるというルカクの獲得にユベントスが動き、ディバラを含めたトレード移籍に向けて交渉が続いている。

 残すはディバラとユナイテッドの合意だけだとされるなか、両クラブの間でもう一つの移籍が成立するかもしれない。それが33歳のマンジュキッチだ。2015年からイタリア王者でプレーする長身FWはマウリツィオ・サッリ新監督の構想外と言われ、移籍候補の1人となっている。

 すでに移籍交渉は行われているようだが、このマンジュキッチの取引はルカクとディバラのトレード案とは全く別の独立したものとして進められているという。週明けの現地時間5日にも成立し、発表となる可能性があると報じられている。

 母国クロアチアでプロデビューし、ドイツスペインイタリアを渡り歩いてきた実績十分のマンジュキッチ。昨年のワールドカップを最後に代表から引退してクラブ活動に専念している男は、今夏に新天地を求めることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

ユベントスFWマンジュキッチ【写真:Getty Images】