このほど英版『VOGUE』9月号にて“編集者デビュー”を飾ったメーガン妃が、取材相手のもとに直筆のお礼状を送っていたことが明らかになった。SNSで公開されたお礼状には美しい文字が並んでおり、妃の達筆ぶりが見て取れる。

「変革の力」をテーマに、世界を変える影響力を持つ15名の女性らとタッグを組み、男女の平等やメンタルヘルスLGBTQコミュニティー、地球温暖化など世界の人々が関心を寄せる様々な分野で「変革の力」を発揮する15名の女性にスポットを当てた英版『VOGUE』9月号。

メーガン妃が編集に携わったことで注目を集めている同号には、女性のエンパワーメントに貢献する取り組みを行うベーカリーとして、イーストロンドンの「Luminary Bakery」が取り上げられている。アリスウィリアムズさんという女性により2013年にオープンした同店のプログラムは、貧困やDVに悩む女性達や性目的の人身取引の被害女性などを対象に6か月のトレーニングを提供しており、ベーキングや食品衛生に関する知識、コンピュータスキルなどを習得し、女性達が“負のサイクル”から脱出できるように支援している。

現地時間2日に英版『VOGUE』9月号が発売されると、同店はSNSで店名の入ったエプロンを来た店員が『VOGUE』を掲げる写真をアップ。メーガン妃が編集に携わった同号で店の特集記事が組まれたことを報告するとともに、

「このスペシャルな号に取り上げられたことが、今でも夢のようです」

と喜びを明かした。あわせて妃からプレゼントされた「変革の力」の文字が刻まれた黒皮のノートと、メーガン妃直筆のお礼状を公開しており、そこには流れるような美しい文字で次のように綴られている。

アリスウィリアムズ ならびに『Luminary Bakery』の女性達へ」

「英版『VOGUE』9月号の編集に携わることになった時、『Luminary Bakery』は必ず取り上げようと心に決めていました。同店の取り組みやコミュニティーへの貢献、そして同店で働く女性達のスピリットこそまさに「変革の力」の象徴です。」

「この特別なプロジェクトに参加してくださり、ありがとうございました。 ―サセックス公爵夫人」

女優の仕事が軌道に乗る前には、美文字を生かしてアルバイトをしていたメーガン妃。「芸は身を助ける」のごとく、2004年~2005年にはオーディションの合間にビバリーヒルズの「Paper Source」という店でカリグラフィーのクラスを教えていた。また歌手ロビン・シックの結婚式や「ドルチェ&ガッバーナ」の季節の挨拶状を手掛けるなど、プロのカリグラファーとして活躍していたことも有名な話だ。

妃がカリフォルニア州ロサンゼルスカトリック女子校「イマキュレート・ハート・ハイスクール」時代に身につけたカリグラフィー、妃の隠れた才能がこのたび思わぬところで再び披露される形になったようだ。

画像2枚目は『Luminary Bakery 2019年8月1日付Instagram「When I knew I would be secretly guest editing the September issue of @britishvogue, including Luminary Bakery was a non-negotiable.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma

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