リールがトラブゾンシュポルに所属するトルコ代表MFユスフ・ヤズジュ(22)の獲得を決定的なモノとしたようだ。フランス『レキップ』が伝えている。

今夏の移籍市場でエースのFWニコラ・ペペを始め、FWラフェウ・レオン、MFチアゴ・メンデス、DFユスフ・コネと主力の流出が続くリール。

ここまでの補強に関しては4大リーグ以外から無名に近い若手中心の補強を行っていたが、今回ようやくビッグクラブ注目の逸材確保に成功したようだ。

『レキップ』が伝えるところによれば、リールはマンチェスター・ユナイテッドリバプールミランといったビッグクラブの関心を集めていたヤズジュの獲得に迫っているという。

2015年にトラブゾンシュポルでトップチームデビューを飾ったヤズジュは、185cmの恵まれた体躯と高精度の左足を兼備した攻撃的MF。昨シーズンはリーグ戦30試合に出場し4ゴール2アシストを記録した。

また、トップ下を主戦場にセントラルMFや左右のサイドハーフでもプレー可能な逸材MFは、2017年にデビューを飾ったトルコ代表で14試合に出場している。

その逸材獲得に関して長らく交渉を続けてきたリールだが、ようやく1650万ユーロ(約19億5000万円)の金額でクラブ間での合意を取り付けた模様。また、ヤズジュは5日にリール入りしメディカルチェックをパスした後、2024年までの5年契約にサインする見込みだ。

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