清水エスパルスは5日、サガン鳥栖からGK大久保択生(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「39」。メディカルチェックを経て、正式契約となる。

横浜FCでプロキャリアをスタートさせた大久保は、ジェフユナイテッド千葉V・ファーレン長崎FC東京を経て、2019年に鳥栖に完全移籍。今シーズンは開幕スタメンを飾るなど、ここまで明治安田生命J1リーグに10試合出場していたが、第10節移行はスタメンから遠ざかっていた。

FC東京時代に共闘した篠田善之監督が指揮する清水への加入が決定した大久保は、両クラブの公式サイトで以下のようにコメントしている。

清水エスパルス
「このたび、清水エスパルスに加入することになりました、大久保択生です。清水エスパルスという歴史ある素晴らしいクラブの一員として、またサッカー王国であるこの清水という地でプレー出来ることを嬉しく思います。1日でも早くIAIスタジアム日本平でプレーし、皆さんと一緒に勝ちロコができるように全力で頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

サガン鳥栖
「この度清水エスパルスに移籍することになりました。シーズン途中、そしてこのチーム状況でチームを離れる決断をしてしまって申し訳ありません。半年間という短い間でしたが、どんな時も熱い応援をしてくださるファンサポーターの皆さん、支えてもらったスタッフ、チームメイト、サガン鳥栖に関わる全ての方に心から感謝しています」

「まだまだ厳しい戦いが続くと思いますが、チーム一丸となり、砂岩魂で残留してくれると信じています。また対戦相手として駅前不動産スタジアムプレーすることを楽しみにしています。半年間ありがとうございました」

清水は4日、元日本代表GK六反勇治がオーバートレーニング症候群と診断されたことを発表。同選手は長期離脱が余儀なくされており、現在、J1経験のあるGKがGK西部洋平のみになっていることから大久保の獲得に動いたとされる。

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