反町隆史が主演を務めるドラマBiz「リーガル・ハート ~いのちの再建弁護士~」(毎週月曜夜10:00-10:54ほか、テレビ東京系ほか)の第3話が、8月5日(月)に放送される。

【写真を見る】徳重聡が“乗っ取り屋”に⁉ 不気味な笑顔がなぜかセクシー♪

本作は、現役の弁護士・村松謙一氏の「いのちの再建弁護士 会社と家族を生き返らせる」を原作に、倒産の危機にひんした中小企業を救うことに心血を注ぐ熱き弁護士の姿を描く。

今回WEBサイト「ザテレビジョン」では、第3話を事前に視聴。オリジナルレビューで番組の魅力を紹介する。

第3話のあらすじを紹介!

今回の依頼者は、鎌倉の老舗呉服店「なみの」の社長・波野公介(須田邦裕)。急死した兄・裕介(岩本淳)に変わり社長に就任したが、資金繰りは崖っぷち状態だという。

しかも、救いの神と思っていた宅磨(徳重聡)が実は会社の利益を吸い尽くす“乗っ取り屋”ではないかという疑惑が浮上する。宅磨は、役員かつ株主であるため簡単に辞めさせることができず公介は困り果てており、さらには顧問弁護士からも見放され、村越の元に駆け込んできたのだ。

話を聞いた村越は、「“乗っ取り屋”なんかに負けちゃ男が廃る!」と、請け負う決意をする。

さっそく村越らが「なみの」を訪れると、そこには宅磨の姿が。なんと公介の姉・愛子(堀内敬子)と結婚の約束までしているという。

そんな中、新規口座に保険金を振り込むよう宅磨から連絡があったと保険会社から知らせが。宅磨は、裕介が遺した保険金3億円をも奪おうとしていた。

村越は、再建ではなく宅磨も含め精算するために破産することを提案。公介は納得したが、手続きを進めるためには取締役会での過半数の賛成が必要だ。愛子、宅磨に気付かれずに遂行するべく、破産申し立て日(=Xデー)に向けた極秘の準備が始まる。

■ 徳重聡がセクシー&堀井新太の成長ぶりに涙

リーガル・ハート」の効能が素晴らしい。

先日、予期せぬ支払いが重なり、かなりピンチに陥った。いつもの私だったら、「もうお手上げ…」な状況なのだが、私は幸いなことに「リーガル・ハート」を見ていた。

「こりゃもうダメだろう…」と私が言うと、脳内で反町さんが「まだ、大丈夫です!」と語り掛けてくるのだ。おかげさまで、かなり前向きでいられた。

そんな本作の第3話。いや〜面白かった。

1話、2話を見て「なんとなくストーリーの流れはこんな感じなのかな〜」と思っていたところ、今回は「おお〜!そうきましたか〜!」という風にガラッと変わる。

それもそう、第3話では徳重聡さん演じる“乗っ取り屋”が登場するのだ。またこの、徳重さんの演技が絶妙なこと! すごく悪い人のはずなのに、なんだかセクシーなのだ。

1話の時から思っていたことだが、本作はゲスト陣が演技派ぞろい。「うわぁ〜やっぱ役者さんってすっごいよなぁ!」と、毎話出演者たちの熱演に興奮してしまい、テレビにくぎ付けになる。

特に徳重さんの怪演は、ドラマ好きである私の全細胞が「こういうの待ってましたー!」と小躍りせんばかりに喜んでしまった。

さらに、依頼者である呉服店「なみの」の社長・公介役の須田邦裕さん、公介の姉・愛子役の堀内敬子さん、お二人の間から本当に姉と弟のような雰囲気が出ていて、「あ〜そうそう、大人になった姉と弟ってこんな感じなんだよな〜分かるわ〜」と共感してしまった。私は一人っ子だが。

そんな3話での注目ポイントは、なんといっても村越や茜(小池栄子)らがチーム総出でとある“大作戦”を行うところだ。チームモノが大好きな私としては、かなり楽しめた。

クライマックスではあの伸司(堀井新太)が大活躍する。いつも茜に怒られている伸司なのだが、すごく頼もしく、作戦を決行する伸司を見ていると、なんだか村越のことが頭にフワッと浮かんだ。伸司は、きっといつか村越先生みたいになるんだろう。

このシーンの伸司の生き生きっぷりは胸を打つものがあり、全然泣くシーンでもなんでもないのになぜかウルっときた。

毎話レビューを書いていると、さすがに3話くらいには書くことがなくなるんじゃないかと思ったが、「リーガル・ハート」の見どころは止まらない! 書ききれない!

まだ1度も見たことがないというあなた!まだ大丈夫です!(村越先生風)(ザテレビジョン・文=お杉)

第3話では村越(反町隆史)が老舗呉服店を“乗っ取り屋”から救う!