最新の米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”(8月10日付)で「オールド・タウン・ロード」が18週目の首位を獲得したリル・ナズ・Xが、デビューEP『7』収録曲のメドレーを一人オーケストラで披露する少年に注目している。

 彼が「夜中にとある才能を見つけた。リル・ナズ・Xオーケストラ組曲だ」とキャプションした動画には、TheDreRockというユーザー・ネームの少年が、ヴァイオリンヴィオラ、そしてチェロをすべて自分で弾きながら、「オールド・タウン・ロード」を含む『7』の収録曲の約4分間に及ぶオーケストラメドレーを披露する姿が捉えられている。

 少年は、ビデオの概要欄で「演奏と録音をする前に、楽譜のアレンジを行ったのは今回が始めてだ」と明かし、「持ってる楽譜スタンドはビデオに映りこんでしまうから、チェロの演奏ビデオからわかるように楽譜をテープで天井に貼ってぶら下げたんだ」と説明している。

 また全米のティーンの間で、エイリアンの存在を確認するために、大人数でエリア51に突撃するというFacebookイベントが人気を集めていることをうけて、少年は「エリア51に突撃しない方がいいと思うけど、もしやるんだったら、このビデオはその時のテーマ曲に最高にピッタリなんじゃないかな」とコメントしている。リル・ナズ・Xは、このイベント開催時に現地で無料ライブを行うと発言しており、このイベントにインスパイアされた「オールド・タウン・ロード」のミュージック・ビデオも公開している。

リル・ナズ・X、『7』EP収録曲メドレーを一人オーケストラで披露する少年に注目