公開間近となった劇場版最新作「ONE PIECE STAMPEDE」(8月9日(金)より全国ロードショー)。映像配信サービス「dTV」は、「ONE PIECE STAMPEDE」の公開を記念して、劇場版「ONE PIECE」シリーズ12作品を一挙配信中だ。

【写真を見る】アラバスタ王国王女・ビビの涙の意味は?

アニメ化20周年記念作として同作だが、今回は2007年に公開された劇場版第8作「ONE PIECE エピソードオブアラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」の見どころを紹介していく。

グランドラインを突き進む、ゴーイング・メリー号。そこに、悪の秘密組織の陰謀によって崩壊の危機に直面する砂漠の国、アラバスタ王国王女・ビビもいた。

ビビは2年前に国を出て陰謀の実態を調べていたが、やがてその黒幕が国の英雄にして、“王下七武海”のクロコダイルと判明。ビビは国の危機を救うため、ルフィらと共にアラバスタへと向かうが、クロコダイルの暗躍により、国王軍と反乱軍との全面戦争が始まろうとしていた。

ルフィたちは、クロコダイルの陰謀を砕き、砂漠の国の悪夢に終止符を打つため奮闘する。

映画シリーズでは初の原作ストーリーで、原作でも人気の高いエピソード「アラバスタ編」を映画化。dTV担当者が独自の視点で選んだ注目ポイントを聞いた。

一つ目は、本編4分01秒前後の「Mr.2ボン・クレー(敵キャラ)が麦わらの一味の顔をコピーして披露したシーン」を挙げ、「ゾロ、チョッパー、ナミなどさまざまな顔に変えていくが、本物は絶対にしないような表情を見ることができるのでかなりお得感がある!」とコメント。

二つ目に、本編42分50秒前後の「ナミが土壇場で敵を倒すシーン」と、「この瞬間だけ画のタッチが他と違っていて、かなり格好いい演出になっている」と大絶賛。

作中には、「海の悪魔の化身」といわれている果実「悪魔の実」を食べた、さまざまな「悪魔の実の能力者」が登場する。「悪魔の実」を食べた者は特殊な能力が身に付くが、泳げなくなる、複数の悪魔の実を食べることができないとされている。そんな、メリットとデメリットが存在する「悪魔の実」だが、麦わらの一味にはルフィの「ゴムゴムの実」以外にも“能力者”が存在する。そんな彼らの「悪魔の実」をおさらい!

モンキー・D・ルフィ → ゴムゴムの実

ロロノア・ゾロ → なし

ナミ → なし

ウソップ → なし

サンジ → なし

トニートニー・チョッパー → ヒトヒトの実

ニコ・ロビン → ハナハナの実

フランキー → なし

ブルック → ヨミヨミの実

ちなみに、ルフィの「ゴムゴムの実」は超人(パラミシア)系に分類され、体がゴムになるという人智を超えた能力が身に付いている。ロビンの「ハナハナの実」やブルックの「ヨミヨミの実」も同様。ロビンの能力は、体の一部を一定範囲内のあらゆる場所から生やすことができ、ブルックの能力は、死亡しても一度だけ蘇生することができるというもの。

チョッパーの「ヒトヒトの実」は動物(ゾオン)系で、人間と同等の知能を得られる他、人型に変身しても完全な人間の姿にはならないという能力だ!(ザテレビジョン

ルフィは、“王下七武海”のクロコダイルと死闘を繰り広げる