今年1月、バルセロナに電撃移籍したケヴィン=プリンス・ボアテング。

サッスオーロからローン移籍したものの、プレーしたのは4試合で計303分のみ。半年でバルサを去った彼はこの夏にフィオレンティーナへと移籍している。

『Fiorentina.it』などによれば、移籍会見の席でバルサについてこう述べていたそう。

ケヴィン=プリンス・ボアテン

「貴重な経験だった。メッシと一緒に練習したし、彼にはやっと一緒にプレーできると伝えたよ。

なぜなら、彼と対戦すると必ずこっちが負けるからね。

ちょっと悲しい形でバルサを去ることになった。自分が思っていたようにはならなかったからね」

「昨季サッスオーロではすごくよかった。その後、バルセロナではほとんどプレーできなかった。

いい人生経験だったけれど、満足はしていない。

メッシとの練習はよかったし、成長できた。

とはいえ、バルセロナから声をかけられたら、NOと言うのは難しいよ」

メッシを敵に回すと常に痛い目に逢わされる。そんな彼をついに味方につけてプレーできる!と本人に伝えていたとか。

実際にはほとんど一緒にプレーすることはできなかったが、練習をともにすることで成長できたとも。

ヴィオラでは10番を背負うボアテング。「飯が大好き」と語るイタリアの地で復活となるだろうか。

バルサ退団のボアテング、「メッシと味方になれた」話がおもしろい