技術の進歩により、安全装置として自宅用に製造された小型カメラはインターネットで簡単に入手できるようになっています。しかし、悪用するケースが増えているのも事実です。悪用法のひとつとして、公共トイレでの設置があります。形状はフックやネジ、あるいは想像もできない形で、ドアノブの内部に挿入されています。

このような小型カメラのバッテリーの持ち時間は2時間です。「(バッテリーが)なくなれば、取り出してパソコンに挿入し、その後はまた利用できます」

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グリフォン・フォース社のCEO、キャリー・カースキーさんはNBCのインタビューで次のように応えています。「とても簡単です。トイレの中に入り、取り付けたい場所に装置し、外に出て数時間後、戻って取り出すだけ済むんですから」

ヒット商品となった小型カメラは、公共安全にも影響を及ぼしています。犯罪を企んでいる者がたった数ドルでこのカメラを購入して「まさか」と思うような場所に忍ばせることができるからです。

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2017年11月、この小型カメラを利用した事件が起こりました。ロンドンのヴォクソールで、一人の女性がスターバックスのトイレに入った際、天井の格子に隠しカメラがあるのに気づきました。警察が調べてみると、犯人は、そのカメラを取り付ける際に、うっかり自分の姿を撮していたことがわかり、それをヒントに捕まえることができました。

ロンドン警視庁は次のように声明を証明しました。
「カメラは3、4週間もの間、取り付けられていて、覗き目的であったと判明しました」

こういった小型カメラはネジやボルト、掛け金の形をしていて、トイレに取り付けられています。ドアの枠や小型カメラのまま、さりげなく取り付けられているのです。

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2016年、アメリカのフロリダ州では、別々のバスルームにあるプラスチック製のフックに隠しカメラが設置されていました。

フロリダキース郡保安官のリック・ラムゼイ氏が言及します。「こういった超小型カメラは多くの場所に取り付けられ、日常品の中に隠されています。気をつけてください」

ショッピングモールや公共区域に取り付けられている小型カメラ。対策が取られるまで、シャワーや公共トイレにある見慣れないネジやフックに用心しましょう。

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2018年6月、ニューヨーク州西部にあるモンロー郡保安官事務所のアルベルトラミレス氏は次のように語りました。「公共トイレだけでなく、一般会社のトイレにも潜んでいる」

この類の小型カメラを見つけた人は、触れずに警察に通報しましょう。

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大紀元日本ウェブ編集部)

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