インテルユベントスと交渉も合意ならず 古巣アンデルレヒトでの練習が問題に

 マンチェスター・ユナイテッドは無許可でチームから離脱していたベルギー代表FWロメル・ルカクに罰金処分を下すことになった。英公共放送局「BBC」が報じている。

 今夏の移籍問題が浮上しているルカクインテルユベントスとの交渉が伝えられてきたが、いずれも条件面で合意できず、移籍は決まっていない。負傷の影響もあってここまでプレシーズンマッチにも出場していないルカクはチーム練習から離脱し、ここ2日間は古巣アンデルレヒトで練習を行っていたという。

 しかし、これはユナイテッドから許可を得ていなかったようで、クラブから罰金処分が下されるようだ。

 移籍問題に揺れるルカクはこのまま残留となるのか。イングランド国内の移籍マーケットはシーズン開幕前に設定されているため、現地時間8日17時でクローズとなる。しかし、イタリアスペインドイツフランスなどは現地時間9月2日(今年は8月31日が土曜日のため)まで選手獲得が可能だ。

 イタリアでのプレー希望を公言しているルカクは、その望みを叶えることはできるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

マンチェスター・ユナイテッドのベルギー代表FWロメル・ルカク【写真:Getty Images】