4月19日に公開し、興行収入56億円と大ヒットを記録した映画「キングダム」のブルーレイ&DVDが11月6日(水)に発売されることが決定。また、出演キャストの山崎賢人吉沢亮橋本環奈らによるビジュアルコメンタリーも収録されることが分かった。

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キングダム」は、紀元前の中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信(山崎)と、中華統一を目指す若き王・エイ政(吉沢)の戦いを壮大なスケールで描いたエンターテインメント大作だ。

原作は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中で、累計発行部数4000万部を突破した原泰久による同名漫画。

原作者も脚本に参加し、作り上げたという同作の主演を務めたのは、話題作に多数出演する山崎。その他、吉沢、橋本、長澤まさみ大沢たかお本郷奏多、満島真之介、高嶋政宏、要潤など、豪華キャストが集結した。

ブルーレイ、DVDにはビジュアルコメンタリーが収録

11月6日(水)に発売される同作のブルーレイ、DVDの「プレミアム・エディション【初回生産限定】」には山崎、吉沢、橋本、佐藤信介監督、松橋真三プロデューサーによるビジュアルコメンタリーが収録された特典ディスクが付属する。

撮影時の裏話やキャストのお気に入りシーンなど秘蔵エピソードの数々が語られている。

さらに、原作者の原と佐藤監督による撮り下ろし対談インタビューなどが収録されたブックレット、キャラクターブロマイドカード6種を収めた特製カードケースも封入される。

■ 出演オファーを受けた時の心境

同作への出演オファーを受けた時の心境について、主人公・信を演じた山崎は「話を聞いた時は、『ヨッシャ!』という感じでした。漫画の『キングダム』連載10周年の記念動画の時に原作は全部読んで、すごく好きになって思い入れもあったので、映画もできるんだといううれしさがすごかったです」と振り返る。

吉沢は「原作は大ファンで読んでいたので、『キングダム』に標準を合わせて、どういうものが『キングダム』をやる上で必要なのかを逆算して考えたりしていました。すごくこの作品に懸けていたので、決まったときは相当テンションが上がりました!」と語った。

同じく原作の大ファンだったという橋本も「好きな原作の世界観に自分が入っていけることはこれ以上ない幸せです!」とコメント。

■ 信と漂が修行をするシーン

コメンタリー収録中、本編の映像が信と漂が修行をするシーンになると、山崎は「来た来た! 修行シーン来たよ!」と大興奮。

吉沢も一緒に「ここは相当熱かった!」と仲良く盛り上がり、橋本は2人のアクションに「ここかっこいいよね! 本当にすごい!」と賛辞を送った。

■ 信と漂が死別するシーン

続いて本編は、山崎演じる信と吉沢演じる漂が死別するというシーンに。

吉沢が「普通に見てて泣いた」とも語るように、信と漂が共に育った納屋で別れを迎えるという感動的なシーンとなっているが、吉沢が「普通に納屋の中にネズミいたよね(笑)」と、撮影時の衝撃の事実を明かし、山崎も「いたね! 仕込みじゃないやつね(笑)」と笑いながら当時を振り返った。

■ 特徴的な衣装の制作秘話

常に藁を被って生活をしている河了テンを演じた橋本は、衣装合わせを何度もしたそうで「最初に着たのは、めちゃくちゃ大きくて、小屋かと思いました(笑)」というエピソードを披露。

佐藤監督も「僕もあれは心配になりました(笑)」と、特徴的な衣装の制作秘話についても語られた。

大沢たかおへの出演オファーの裏話

また、大沢演じる王騎が登場するシーンでは、松橋プロデューサーが「大沢さんに王騎を引き受けていただいて、感謝です。大沢さんくらいの格がある人にこのポジションに入っていただかないと映画が決まらないと思っていました」と大沢の存在感を絶賛。

続けて、「大沢さんには何の予告もせずに、北島プロデューサーとお食事へお誘いしました。食事中はずっと関係ない話をして、全部食べ終わった後に“実はお願いしたい話があって…”と言って、口説き始めたんです」と大沢へ出演をオファーした際のことを明かすと、山崎らも感心した様子だった。

さらに、本編のアクションシーンでは、山崎、吉沢、橋本の3人が何度も歓声を上げながらお互いを褒め合う場面も。

終始ハイテンションで本編を楽しみながら、撮影現場のエピソードや自身の演技に込めた思いなどについて語る姿がビジュアルコメンタリーに収められている。

■ 佐藤監督コメント

最後に、佐藤監督は「ブルーレイやDVDに収録されているメーキングを見ていただけると、舞台裏でどのようにしてこの作品が作られているかがよく分かると思います。

本当に何度見ていても、撮影当時のこだわりや小さなエピソードがいろいろ浮かんできて、今日は皆さんと話すことができて本当に楽しかったです。

劇場で見てくださった皆さんも、細かいところをもう一度見て楽しんでいただける作品になっていると思います」とブルーレイ&DVDならではの楽しみ方をアピール。

山崎賢人コメント

山崎が「本当に自分にとって特別な作品になりましたし、この『キングダム』がある時代に生まれて良かったと心から思います。たくさんの縁があって『キングダム』をやれたと思っているので、こんなにも熱くなれる作品に出会えたことが幸せなことです。

見てくれた人たちと一緒に楽しんで、熱くなって、『キングダム』と一緒に生きていけたらなと思います」と力強くコメントし、ビジュアルコメンタリーの収録を締めくくった。

※記事内、山崎賢人の「崎」は、正しくは「立つさき」。高嶋政宏の「高」は「はしごだか」。(ザテレビジョン

山崎賢人、吉沢亮、橋本環奈らがDVD特典のコメンタリーを収録