キャノンが炎天下でペットを撮影することを推奨するような呼びかけをして大炎上。

「貴社の薦められていることは動物虐待です。」「どんな企画してるんですか」といった非難が相次ぎ、その後謝罪する騒動となっていました。

全国各地で厳しい暑さが続き、人だけでなく犬や猫などペットの熱中症にも注意が必要です。

そんな中で、カメラメーカーのキャノンが『猛暑が続いていますが、太陽の光の中で愛しいペットを激写してみませんか?』とツイート。炎天下でペットを撮影することを推奨するようなツイートとして非難が殺到しています。

「いやあ、危険ですよ。家族なんですから。ぬいぐるみでは、無いのですから」
「貴社の薦められていることは動物虐待です。お気付きになられる方は1人もいらっしゃらない貴社モラルレベルなのでしょうか。失望しました」
「犬達を危険にさらさないで下さいませんか!? どんな企画してるんですかキャノンともあろう大手が情けないですよっ」
キャノンさん、猛暑が続いていますとお分かりになっていらしてなぜ? この焼けるように照りつける太陽の中でわざわざワンちゃんの写真を撮らなければならないのですか??」
「真夏の日中に犬を外に連れ出すのは、熱中症や、肉球のやけどなどリスクが多いです。写真撮影等人間の目的都合で連れ出すと動物の不調に気づかず負担をかけてしまう人も出てくるかもしれません。今回のは取り下げて、涼しくなって爽やかな秋に呼びかけしてはいかがでしょうか」

といったコメントが相次ぎました。

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こうした事態を受けキャノンは該当のツイートを削除。そして、

『みなさまご指摘ありがとうございます。炎天下での撮影を推奨する様な表現がありました。誤解を招く表現であり、お詫びして削除を致します。申し訳ございませんでした。夏場の撮影をされる場合はペットも人も体調面に十分に考慮をお願い致します』

と謝罪しました。

炎天下でのペットの散歩は避けるべきという声は広がっており、先日には歌手の工藤静香さんも、炎天下で犬の散歩をする飼い主に「非常に辛い胸が苦しくなる」と思いをつづり注意を促していました。そんな中でも、いまだ炎天下の中で散歩させられているペットがいるのも事実です。

今回のキャノンツイートを真に受け、炎天下でペットを撮影する飼い主が現れない事を祈るばかりです。(文◎絹田たぬき)

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アスファルトの照り返しは動物にとって大変厳しいものであることをご理解ください(写真はイメージです)