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レモンサワー、梅酒、ウーロンハイ…いくつもある焼酎の飲み方から“人気の一杯”を決定する『焼酎甲類総選挙2019』が今年5月から6月にかけて約1か月間開催され、このたびその結果が発表された。56名(杯?)の候補者から選ばれたのは、誰もが最有力と考えていたあの絶対王者レモンサワーではなかったという。同選挙の見届け人を務めた元衆議院議員でタレントの杉村太蔵も「選挙は何が起きるかわからない」と実際の選挙経験者でありながら驚く結果となった。

無色透明でピュアなクセのない味わいが特徴の焼酎甲類の“人気の飲み方”を決定する『焼酎甲類総選挙2019』居酒屋でもお馴染みのレモンサワーをはじめ、グレープフルーツサワー、柚子サワー、梅酒、あんず酒、もものお酒などフルーツを使ったものや、ウーロンハイ、お茶割り、紅茶ハイ、さんぴん茶ハイなどお茶とのコラボ、シンプルなところではロック、水割り、お湯割りとさまざまな候補者が出揃った。

この選挙の見届け人・杉村太蔵が動画でベスト5を発表している。杉村が「『焼酎甲類総選挙』の結果が出ました! 立候補者はなんと56人。5位から3位はご覧の結果に!」と飲食店で客たちが見守るなか熱く報告。5位「柚子サワー」、4位「グレープフルーツサワー」、3位「梅酒サワー」とフルーツ系のサワーが次々と発表される。続けて「そして、第2位! レモンサワー! サワーでは断然1位でした」と明かすと、レモンサワーとその支持者たちが「おー!」と声が上がり、ガッツポーズを見せる人も。そして「映えある焼酎甲類総選挙第1位は…」と杉村が人気の一杯を発表しようとすると、客たちはゴクリと唾を飲み込んで発表を待つ。いよいよ杉村が「梅酒!」と告げると、梅酒とその支持者たちは「ばんざーい!」と大喜び。杉村や客たちは「おめでとう!」と梅酒を称えた。

6位から56位までの結果は特設サイトに掲載されているが、想像以上に人気を集めたものや、意外に伸び悩んだものもあり興味深い。選挙開始時に「正直レモンサワーが強いかなとは思います」と予測していた杉村は、この結果を受けて「本当に驚きました。まさに焼酎甲類の政権交代が起きました」と目を丸くして、「選挙は何が起きるかわからない。梅酒の勝利への執念こそが、この勝利につながったと思います」と分析した。

さらに杉村は「実は私の母が梅酒づくりの名人でございまして、5月になると青梅をつけ始め、それを3か月程度漬け込んで、ちょうど夏の暑い時期になると飲み頃になります。我が家にとってさっぱりとした梅酒は夏を乗り切るための必須アイテムになっており、私自身の元気の源でもあります。みなさんも梅酒パワーでこの夏を乗り切ってください!」とエネルギッシュに呼びかけた。

ちなみに杉村自身は「水割りが大好き」と明かしていたが、水割りは35位にとどまる結果となった。杉村は「この梅酒が長期政権となるか、はたまた政権奪還に燃える勢力が今後巻き返しを図るのか。熱い戦い、今後も注目していきたいと思います」と今後の展開にも興味津々のようだ。

(TechinsightJapan編集部 高沢みはる)

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