マンチェスター・ユナイテッドに所属するアルゼンチン代表DFマルコス・ロホ(29)のエバートン移籍が迫っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
2014年夏にスポルティング・リスボンからユナイテッドに加入したロホ。加入初年度こそ公式戦26試合に出場したが、以降は度重なる負傷の影響もあって出場機会が減り、昨シーズンは公式戦8試合の出場に留まっていた。
また、今夏の移籍市場でユナイテッドがレスター・シティからDF史上最高額の8000万ポンド(約103億円)でイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得。そのため、昨季以上に厳しいポジション争いを強いられる見込みだ。
一方、エバートンは今夏の移籍市場で昨季チェルシーからのレンタル移籍でレギュラーを務めたフランス代表DFクル・ズマの買い取りを希望したが、チェルシー側が今季の戦力として考えていることもあり、交渉は決裂した。
そのため、利き足は異なるもののプレミアリーグでプレー経験があり、即戦力として見込めるロホの獲得に動いている。
すでに両者は2500万ポンド(約32億円)前後の金額でクラブ間合意に至っており、ロホ本人も8日にメディカルチェックのためエバートンの練習場を訪れているとの報道もあり、現地時間8日17時の移籍市場締め切りを前に移籍が完了する見込みだ。
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