8月18日(日)に放送される「村上信五∞情熱の鼓動」(夜1:55-2:55、フジテレビ)に、柔道・大野将平選手とバドミントン・奥原希望選手が登場する。

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同番組は、村上信五がナビゲーターを務め、東京2020オリンピックパラリンピックで活躍が期待されるアスリートたちに密着。

これまで競泳・瀬戸大也選手や卓球・張本智和選手、バレーボール・古賀紗理那選手らに村上が迫ってきた。

今回登場する大野選手は、2013年世界柔道選手権、2016年リオオリンピック金メダルを獲得し、名実ともに王者に君臨。対談は、8月25日(日)から開催される「2019世界柔道選手権」へ向けた稽古の真っただ中に行われた。

最近、大野選手が「リオとは違う、新しい自分を見せたい」と語っているという情報を手に入れた村上は、「どんな高みを見てはんのやろね」と、頂上の“その先”を見据える大野選手に向き合うことに。

そんな中、2019年度の中学の教科書(道徳)に大野選手が採用された話題に。そこには柔道の強い部分だけではなく、礼節を重んじるという大野選手のスタイルが表れていた。

■ 「自分の柔道人生で今後楽しいことは一切ない」

また、リオオリンピック金メダルを披露してもらう際には、大野選手ならではの「アスリートとして自分がメダルを取るまで、あえて先輩方のメダルには一切触らないようにしていた」というこだわりが明らかに。

「触ってしまうと自分が一生メダルを取れないと思った」という理由を聞いた村上は、「それでほんまに(金メダルを)取ったから、むちゃくちゃカッコええ!」と大野選手のスタイルに感銘を受ける。

リオオリンピック後、一年間の休養をとった大野選手。その間に自分と対話して出した結論は、「自分の柔道人生で今後楽しいことは一切ない」ということ。村上が「悟り」と称した大野選手の境地が明かされる。

■ リオオリンピックはすでに「過去」

続いて村上が訪れたのは、奥原選手の練習施設。奥原選手は、2011年全日本総合選手権大会で史上最年少の16歳8カ月で優勝した。

その後2016年の全英オープンでは日本勢39年ぶりとなる優勝を果たし、同年のリオオリンピックでも女子シングルスで日本勢初の銅メダルに輝いた。

東京オリンピックバドミントン日本代表は、2020年4月末時点の世界ランキングで出場者が決定する。

1国から出場できるのは2人という中、女子シングルスは現在奥原選手と山口茜選手が大きくリード。そんな奥原選手が東京オリンピックに懸ける思いに迫る。

対談の中で、「リオオリンピックを振り返ると?」と聞かれた奥原選手は、「過去」と答え、村上が思わず耳を疑い聞き返す。

銅メダルで悔しい思いと、形になるものを残せてうれしい思いを感じつつ、それは「過去」で終わった出来事だという。

東京オリンピックに全てを懸けるため、2019年1月よりプロ転向という決断を下した奥原選手に、「バドミントンとは?」と尋ねると、「バドミントンをやっていたからこそ楽しい毎日を過ごせる」との答えが。大野選手とのギャップを感じた村上が「大野選手聞いた?」と画面を通じて語り掛ける場面も。

2人のオリンピックメダリストの強さの秘密のみならず、それぞれの競技への考え方やアプローチの違いを感じられる回となりそうだ。(ザテレビジョン

8月18日(日)放送の「村上信五∞情熱の鼓動」に、柔道・大野将平選手(写真中央)が登場