お笑いコンビ・ナインティナイン岡村隆史は、8日に入籍した自民党小泉進次郎衆院議員とフリーアナウンサーの滝川クリステルがいわゆる“できちゃった婚”だったことに大変驚いたという。岡村は昔から“できちゃった婚”に抵抗を感じ、今や“授かり婚”“おめでた婚”などど良い捉えた方にしようとする風潮を疑問視しており、「進次郎氏は、そういう感じに見えなかったのに」と複雑な思いでいるようだ。

今や4組に1組のカップルが“できちゃった婚”と言われているが、『平成22年度「出生に関する統計」の概況、人口動態統計特殊報告』の「結婚期間が妊娠期間より短い出生」によると、10代で結婚する女性の8割が“できちゃった婚”であり、「25~29歳」で2割強、30歳以降は1割となっている。小泉進次郎氏と滝川クリステルのように、2人ともアラフォーでの“できちゃった婚”は大変珍しいケースなのかもしれない。

8日深夜放送のラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史オールナイトニッポン』で岡村隆史は、小泉氏を“ちゃんと段階を踏んで、いろんな戦略考えて物事を進める人”と見ていたので、今回の“できちゃった婚”は衝撃だったと明かしている。岡村はナインティナインとして同番組に出演していた25年前から、有名人が入籍前に「実は子供を授かりました」と発表することに恥ずかしさを感じると話していた。古風かもしれないが「(結婚の)順番は守りたい」という考え方を曲げることなく、“できちゃった婚”を受け入れることに抵抗を感じていたのである。

だが、小泉&滝川カップルの“できちゃった婚”についてテレビではもはや話題にしていないことに「もう世の中的には“できちゃった婚はいい”っていうことになってるの?」、「もう俺が時代遅れで、“いつまでこんなこと言うてんねん”って思われてるのかな」と岡村は驚きを隠せない。

そして「もう俺も“できちゃった婚”しかないのかな…」と吐露した。だが万が一そうなった場合、リスナーから「散々、言ってきたくせに!」と猛抗議が寄せられて番組を降板しなければならないかもしれない―と先のことまで心配する。しかし岡村が良き伴侶と出会うことができた時には、ナニ婚であろうとファンはきっと諸手を挙げて喜んでくれるに違いない。
(TechinsightJapan編集部 みやび

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