木村拓哉の妻で歌手の工藤静香が、8日に自身のインスタグラムを更新。愛犬家として、夏場の犬の散歩について強く注意を呼びかけた。

■炎天下の散歩に「虐待だと思った」

インスタグラムのストーリー機能を使い、「虐待だと思った」と訴えた工藤。

「この炎天下、足を引きずりながら苦しそうに歩いている犬を、飼い主が引っ張り引きずりながら歩いていた なんか、苦しい」と、愛犬家としてありえない光景を目の当たりにしてしまったそう。

続いての投稿では、娘とともに裸足でアスファルトに立つ動画もアップ。靴を脱いで数歩歩いてみるも、「アチチチ…」とすぐに立っていられなくなり、アスファルトがどれほど熱くて危険な状態になっているのかが分かる。

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■「昼は我慢!」投稿でも訴え

工藤は、各地で危険な暑さが続いていることを受けて、今月4日からインスタグラムで「日中のお散歩はやめて」と訴えてきた。

6日には、愛犬とのツーショット写真とともに「昼は我慢! 早朝か夕方、道路を手で触ってからお散歩に行こうね!」「トイレに問題のある子がいたときは、オムツをしたり、日陰まで抱いていき、汗だらけになったのを思い出します」と、実体験も紹介していた。

■愛犬家「考えられません」

しらべぇ編集部では、愛犬家数名に「夏場のお散歩事情」について話を聞いた。小型犬を飼っているAさん(40代男性)は…

Aさん:ワンちゃんの中には、外でしかトイレする癖がない子もいますから、とくに中型犬以上は1日2回くらい散歩させたい飼い主さんもいると思います。うちは小型犬なのと、ケージでもトイレするので、散歩は1日1回ですが、夏の昼間にお散歩するのは考えられません。

早くても日が落ちてから、できれば夜にしています。アスファルトが熱くなっているし、舌を出してハアハアいいながら歩くのを見るのはツラいので…。

■小型犬は地面の熱がもろに…

また、ダックスフントを飼っているBさん(20代男性)は、夏場は夜まで絶対に散歩をさせないと決めているという。

Bさん:うちは犬種がダックスフントで、地面と体の距離が近いため、夏場は絶対に夜以外は散歩しません。夕方もまだアスファルトが熱いので、外が暗くなるまで絶対に散歩は厳禁。犬は暑さに弱いため、散歩が終わったらすぐに水を飲ませていました。

熱中症で搬送される人が後を絶たず、全国的に危険な暑さとなる日が続いている。トイレ問題や人間側の都合もあるとはいえ、愛犬を守るために夏場の日中の散歩は絶対に控えてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

工藤静香「虐待だと思った」 愛犬家としてありえない光景に怒り