アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム、以下、アストラゼネカ)はこの度、自治体が発行するパートナーシップ証明書、もしくはそれに相当する書類を取得した社員や社員の家族は婚姻関係があるものとみなし、慶弔時や出産時の休暇や慶弔金、転勤時の赴任休暇を取得できるよう、就業規則および福利厚生等に係る社内制度運用の一部変更を行いました。

日本での同性カップルに対するパートナーシップ証明書の発行は、2015年から地方自治体で開始されました。以降、パートナーシップ証明書を発行する地方自治体は徐々に増え、今年には証明書を事実婚のカップルに発行する自治体が出てきて、証明書を取得するカップルも増え始めています。日本全国67拠点で事業を展開するアストラゼネカでは、このような自治体による取り組みに対応し、社内制度を見直すことで、すべての社員が「自分らしく」安心していきいきと活躍できる職場づくりを目指します。

アストラゼネカの財務本部長兼人事本部長のアナ・ポンソーダアルバレスは以下のように述べました。「社会の多様化に対応した制度変更を実施できたことをうれしく思います。今回の変更が、互いの違いを認め受け入れるインクルージョンダイバーシティの理念が社員の間により広く浸透するきっかけになることを期待しています」。

本変更後の制度を利用した第一号の社員は、以下のように述べました。「7月に制度が変更されてすぐに結婚慶弔金を申請しました。会社が自分の存在を認めてくれたと感じられ、とても嬉しいです。自分も受け入れられているんだという安心感は、私の仕事に対するモチベーションにつながっています。このような取り組みが、社会に良い影響となってどんどん広がるといいなと思います」。

アストラゼネカは、社員のリーダーシップ能力を高め、ビジネスを成功に導く上で“インクルージョンダイバーシティ”が重要な基盤となると考えています。革新的なビジネスを行う主体である社員が、一人一人の個性を認識し尊重できる環境づくりに注力しています。

アストラゼネカは、事業拠点における社会の人々の多様性、背景、文化、経験などの違いをそれぞれの職場に反映しています。差別をなくすだけでなくさらに一歩進んで、事業拠点の職場やコミュニティにおいて平等でインクルーシブな行動を推進しています。

以上

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アストラゼネカの「働きがいのある職場」について
アストラゼネカはビジネスの継続的な成功には、多様な個性や背景を持つ社員から生まれる豊かな考え方が重要な基盤となると考え、年齢、性別、性的指向、在職年数、国籍等に関わりなく社員一人ひとりが力を発揮できる「働きがいのある職場」づくりを経営戦略の一つに掲げています。実現のための基盤として「人材の育成」「ワークライフバランスの充実」「ダイバーシティの促進」に注力し、社員一人ひとりの多様な個性が尊重され、性別や年齢などの違いに関係なく成長し活躍できる、生産性の高い職場づくりを目指しています。当社の「働きがいのある職場」に関する取り組みは、 www.astrazeneca.co.jp/azkk/gptw.html をご覧ください。

アストラゼネカのサステナビリティについて
アストラゼネカのサステナビリティ戦略は、「健康」をビジネス活動の中心に置く三本柱から構成され、その中にインクルージョンダイバーシティを含みます。
アストラゼネカは、治療薬、各種投資、そしてパートナーシップを通じて患者さん、従業員、環境、および地域社会の健康に努めることにコミットしています。また、これらを下支えするのは、誠実さ、尊重、透明性を重んじるアストラゼネカの健全な企業文化です。
(1) 医療アクセス:非感染性疾患(NCD)の世界的負担に対し、予防からパイプライン、そして治療を含む包括的なアプローチで取り組んでいます。
(2) 環境保全:アストラゼネカの全てのビジネス活動および製品が与える環境への影響を管理します。
(3) 企業倫理と透明性:アストラゼネカは、社会に良い影響を与え、バリューチェーンの全てにかかわる市場で倫理的行動がとられるよう努めています。

詳細については、 https://www.astrazeneca.com/sustainability.html (英文)をご覧ください。

アストラゼネカについて
アストラゼネカは、サイエンス志向のグローバルなバイオ・医薬品企業であり、主にオンコロジー、循環器・腎・代謝疾患、および呼吸器の3つの重点領域において、医療用医薬品の創薬、開発、製造およびマーケティング・営業活動に従事しています。当社は、100カ国以上で事業を展開しており、その革新的な医薬品は世界中で多くの患者さんに使用されています。詳細については http://www.astrazeneca.com または、ツイッター@AstraZeneca(英語のみ)をフォローしてご覧ください。
日本においては、主にオンコロジー、循環器・代謝/消化器疾患、呼吸器疾患を重点領域として患者さんの健康と医療の発展への更なる貢献を果たすべく活動しています。当社については https://www.astrazeneca.co.jp をご覧ください。

配信元企業:アストラゼネカ株式会社

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