ドルトムントは9日、DFBポカール1回戦でユルディンゲンとのアウェイ戦に臨み、2-0で勝利した。

1週間前に行われたバイエルンとのDFLスーパーカップを2-0で下したドルトムントは、バイエルン戦のスタメンからラファエウ・ゲレイロとトプラクに代えて新戦力のT・アザールと3年ぶりの復帰となったフンメルスを起用した。

ドルトムントグロスクロイツが所属する3部リーグのユルディンゲンに対し、引き続き[4-2-3-1]を採用したドルトムントは最前線にアルカセル、2列目に右からサンチョ、ロイス、T・アザールと並べた。

立ち上がりから攻勢に出たドルトムントだったが、7分にロドリゲスのコントロールシュートでゴールを脅かされてしまう。ここはGKヒッツの好守で凌いだドルトムントは、15分に最初のチャンス。T・アザールの右CKからフンメルスがヘッドでオンターゲットのシュートを記録した。

しかし、その後は攻めあぐねると38分にピンチ。フンメルスが自陣でボールを失い、オサヴェにボックス右まで侵入されてしまう。だが、シュートは枠を外れて助かった。前半終盤にかけてはドルトムントが攻勢に出たが、ゴールは奪えずに0-0で前半を終えた。

苦しんだ前半を終えて迎えた後半開始4分、ドルトムントが均衡を破る。アカンジのフィードをボックス内のロイスが受け、ボレーで確実に蹴り込んだ。

その後はドルトムントハーフコートゲームを続けると、70分に加点した。ボックス手前右で得たFKをアルカセルが直接狙うと、完璧なシュートがゴール右隅に決まった。

勝負を決めたドルトムントは終盤にかけてサンチョやロイスを下げ、来週に控えるリーグ戦開幕に備えていく。

そして2-0のまま試合を終わらせたドルトムントが順当に1回戦を突破している。

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