アンパンマンといえば、こどもからオトナまで安全に楽しめるアニメで、古くから国民から愛されているものです。そのストーリーの安全性たるはお墨付きで、どんな家庭でもまずは見る登竜門的な地位を獲得しております。しかしそんなアンパンマン、最近では「暴力的である」といういことで、保護者からクレームが来ているということです。

アンパンチは暴力的である

最近は、アンパンマンですら暴力的であるというクレームがあるということです。記事によりますと、アンパンマンの「アンパンチ」が暴力的に当たるかどうかという内容で、創価大学文学部の渋谷明子教授いわく

可能性はあると思います。アンパンマンを好きであれば好きであるほど、主人公を自己同一視しやすく、影響を受けやすいでしょう。アンパンマンに限らず、たたいたり殴ったりするキャラクターのまねをする可能性はあります。

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「アンパンチ」で暴力的に? 心配する親も…メディアの暴力シーンは乳幼児にどう影響?

ということで、アンパンマンは暴力的になる可能性があるということです。ちなみにアンパンマンのありがちなストーリーとして以下のようなものが一般的です。

1.食べ物を配るキャラクターが登場し、パン工場に向かう
2.ばいきんまん(ドキンちゃんがいるケースも)がそれを見つける
3.キャラクターに接近し、食べ物をよこせと悪さをはたらく
4.パン工場に来ないキャラクターを心配しアンパンマンが迎えに行く
5.ばいきんまんに遭遇。戦いを挑むもやられる
6.バタコやジャムおじさんに助けられ、新しい顔と交換
7.「アンパンチ」でばいきんまんを葬り去る
8.めでたしめでたし

大概、アンパンマンがアンパンチやアンキックで山の向こうに殴り飛ばすというのが一般的ですが、どうやらこれが「暴力」にあたるということです。

ネットではこの意見に否定的な声が集まっております。

今後このようなクレームが多発してしまい、アンパンマンの武器であるアンパンチが取り上げられ、代わりに別の手法「言葉など」でばいきんまんをやっつける時代が来るのでしょうか。

アンパンマンは超ブラック企業とも話題となりましたが

クレームにより今後はなんとも味気ない戦いになりそうです。



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