夏休みになると、海水浴場は多くの人で賑わいます。家族連れも多く、みんなで一緒に砂を掘ったり、海に入ったりして夏を満喫しています。

また、幼い子が浜辺や浅瀬で遊んでいるのを、少し離れた場所に座った親が見守っていることも。

「目を離していないから大丈夫でしょ」

そう思うかもしれませんが、たとえ見守っていても、子どもがおぼれてしまう危険があるのです。

『海に連れて行かれそうになった日』

枇杷かな子(@KanakoBiwa)さんは、『危機一髪だった出来事』をTwitterに公開。海で遊ぶ時の注意喚起をうながしました。

幼いころ、枇杷さんは祖母や親せきの男性と一緒に、海へ遊びに行ったことがあるそうです。

枇杷さんは、しっかりと自分の足で立てる浅瀬で遊んでいたのですが…。

波の予想外な力強さに、パニックになった枇杷さん。

恐怖のあまり助けを呼ぶことができず、必死に岩にしがみついていました。しかし、大人たちは枇杷さんの危機になかなか気付きません。

見守っていた親せきの男性には、枇杷さんが楽しそうに遊んでいるようにしか見えなかったのです。

幸い、祖母が異変に気付き助けに駆け付けてくれましたが、救助が遅れていたら命の危険もあったことでしょう。

浜から沖に流れてしまう『離岸流』や『戻り流れ』などが発生すると、自力で陸まで戻れなくなることも。また、何かの拍子に転んで海水から顔を出せなくなり、おぼれてしまうこともあります。

海で遊ぶ時、大人は「見守っていれば大丈夫」と思わないことが重要。できるだけ子どものそばにいて、すぐに危険を回避できるように注意したいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
@KanakoBiwa