株式会社システムリサーチが、「QUOカード」の株主優待を一部変更することを、2019年8月9日に発表した。

 システムリサーチ株主優待は、毎年9月末時点の株主を対象に実施されており、内容は「100株以上を保有する株主に『QUOカード』(2000円分)を贈呈」というものだった。

 今後は、システムリサーチ2019年10月1日をもって1株⇒2株の株式分割を実施することに伴い、株主優待の内容が「100株以上(分割前)を保有する株主に『QUOカード』(1000円分)を贈呈」と変更される。これにより、株主優待の権利を獲得するために必要な最低投資額が半分になる。ただし、保有株数に応じて「QUOカード」の額面が増えるわけではなく、100株以上で一律1000円分なので、分割前に100株の株主の場合、分割後に200株を保有したままだと株主優待利回りは半減してしまうので要注意。

 この株主優待の変更は、2020年9月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2019年9月末の株主優待については、変更前の基準で実施される。

システムリサーチの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
基準日 保有株式数 株主優待内容
9月末 100以上 QUOカード2000円
(変更後)
基準日 保有株式数 株主優待内容
9月末 100以上 QUOカード1000円

システムリサーチの株主優待利回りは?

 システムリサーチ2019年8月9日時点の株価(終値)は3770円なので、株主優待利回りは以下のようになる。

【変更前】
100株保有の場合)
投資金額:100株×3770円=37万7000円
優待品:QUOカード2000円
株主優待利回り=2000円÷37万7000円×1000.53%

【変更後】
100株保有の場合)
投資金額:100株×(3770円÷2株=1885円)=18万8500円
優待品:QUOカード1000円
株主優待利回り=1000円÷18万8500円×1000.53%

 システムリサーチ株主優待は、個人投資家に人気の「QUOカード」。今回の変更は1株⇒2株の株式分割に伴うもので、分割前でも分割後でも1単元(100株)保有時の株主優待利回りに変更はない。ただし、株主優待の権利を獲得するために必要な最低投資額は従来の半額になるので、資金が少ない個人投資家には歓迎されそうだ。

 ただし、分割前から100株を保有していて、分割後に200株を保有していた場合でも、「QUOカード」は従来の半額の1000円分しかもらえなくなるので、優待利回りは0.53%⇒0.26%に半減してしまう点は注意が必要だ。なお、システムリサーチの配当利回りは1.59%なので、分割後の100株保有時の配当+株主優待利回りは2.12%となる。

 システムリサーチトヨタグループなど製造業向けのシステム構築などを手掛ける独立系SIベンダー。本社は愛知県名古屋市2020年3月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高5.8%増、営業利益9.0%増、経常利益8.5%増、当期純利益2.7%増。

システムリサーチ
業種 コード 市場 権利確定月
情報・通信業 3771 東証1部 9月末
株価(終値) 必要株数 最低投資金額 配当利回り
3770円 100 37万7000円 1.59
※株価などのデータ2019年8月9日時点。最新のデータは上のボタンクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。
システムリサーチは独立系SIベンダー。トヨタグループ向けの仕事が多い。