夏はクラシックの名曲がよく似合う!ということで毎年大人気の「読響サマーフェティバル2019」が今年も話題沸騰だ。人気の秘密はもちろん、クラシック史上に燦然と輝く「三大交響曲」と「三大協奏曲」を2日間にわたって一挙に披露するという豪華な内容。やはり夏には名曲がよく似合うのだ。

その内訳はといえば、ベートーヴェン『運命』、シューベルト未完成』&ドヴォルザーク新世界』の三大交響曲と、メンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲』、ドヴォルザークチェロ協奏曲』&チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』の三大協奏曲という定番中の大定番。クラシック初心者にとっても、まずはこれさえ抑えておけば“素敵なクラシック入門”に繋がること間違いなしの素敵なプログラムだ。

  「三大交響曲」を指揮するのは、ブラジル出身の注目の指揮者マルチェロレーニンガー。世界の名だたるオーケストラをドライブしてきた新鋭の暑い指揮ぶりに期待したい。

一方、「三大協奏曲」のソリストは、髙木凜々子(ヴァイオリン)に、アレクサンドル・ラム(チェロ)&アレクサンダー・マロフェーエフ(ピアノ)というフレッシュな顔ぶれが集まった。いずれもこれからのクラシック界を背負って立つ逸材の揃い踏みだ。

さて、あなたの好みは「交響曲」?それとも「協奏曲」?いずれにしてもお腹いっぱいになること請け合いの時間が楽しめそうだ。

髙木凜々子
アレクサンドル・ラム
アレクサンダー・マロフェーエフ (c)Evgeny Evtyukhov

●公演概要
8月18日(日)東京芸術劇場コンサートホール 読響サマーフェスティバル2019<三大交響曲>
8月21日(水)東京芸術劇場コンサートホール 読響サマーフェスティバル2019<三大協奏曲>
*「三大交響曲」はチケット予定数終了。

マルチェロ・レーニンガー